みなさん、こんにちは!志方です。
市民ランナーのみなさんにとっては、今日は耳が痛い記事になります(笑)。
市民ランナーのみなさんは、お酒が好きという方も多いと思います。僕が会社員時代に東京で勤務していたときに、出会った市民ランナーの方々の大半はお酒が好きだったように感じました。
むしろお酒を飲むために走るような方もいらっしゃるようで、走ったあとに飲むビールが好きという方も多いのではないでしょうか。
実業団時代でも、僕の年齢よりも上の年齢の方はお酒を飲む方が多くて、ちょうど僕の年齢を境にお酒を飲む習慣がない人が増えている印象でした。
僕よりもだいぶ上の先輩は、普通にお酒をたくさん飲んでいたと聞いたことがあります。
今日は、ランナーがお酒を辞めるべき理由を書いていこうと思います。
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お酒はやめるべきだけど、適量なら飲んでも良い
まず、結論から申しますと、お酒は辞めた方が良いんだけど、それがかえってストレスになるようなら飲んだ方が良いとなります。
お酒をおいしく飲むために走っているような人だと、お酒を辞めるということは、走るのを辞めると同意になると思いますし、日々の仕事でのストレスの発散も走るだけでなく、お酒でも発散できた方が体にとって良いと思います。
だから、飲まないに越したことはないけど、適量を守れるのであれば飲んでも良いよというのが僕の結論になります。
なんか、中途半端な回答ですみません(笑)
ランナーがお酒を飲むことので体に与える悪影響
酒は百薬の長という言葉は、その昔中国の新の時代に国の財政を潤す目的で、民から酒税を取るために作られたものだと、中田敦彦のYoutube大学で言っていました。
まさにお酒を飲ませるために作られた言葉になるので、お酒を飲むときに酒は百薬の長だから飲んでも良いよね。と考えるのは、自分がお酒を飲むための都合の良い口実となります。
具体的にアルコールが体に良くない理由は以下になります。
- カロリーが高い
- 肝臓に負担がかかることによる疲労回復の遅れ
- 脱水
カロリーが高い
当然ですが、お酒はカロリーのある飲み物になります。
ビール500mlで約200kcalあり、カクテル系のお酒だと約400kcalあります。
1杯だけなら、そこまで大したことのないカロリーになりますが、1杯で終わりませんよね...?
ビールも3杯飲むころには、カップ麺と同じくらいのカロリーを摂取してしまうことになっています。
またアルコールを摂取したあとは、アルコールを分解するために糖質を必要になり、さらに後述する脱水にもなっているため、糖質と塩分を摂取できるラーメンが食べたくなります。
ラーメンのスープにはイノシン酸というものが含まれていて、アルコール分解を助ける働きがあるから、ラーメンが食べたくなるのは、ご自身がラーメンが好きというだけでなく、生理的欲求としてラーメンを食べたくなるみたいです。
アルコールでカロリーを摂取した上に、ラーメンでさらにカロリーを摂取する。その日のカロリーはとんでもないことになりますね。
ラーメンは少し余計でしたが、アルコールだけでも十分カロリーがあるので、飲む量には注意しましょう。
肝臓に負担がかかることによる疲労回復の遅れ
アルコールを飲むと肝臓で分解されるということは、みなさんご存知の通りだと思います。
肝臓には、糖を貯蔵するほか、食事でとった栄養素を体に吸収できる形に変換させる役割もあります。
だからお酒を飲んでしまうと、ランニング後の疲労した体に必要な栄養素が十分に運ばれなくなって、疲労回復が遅れてしまうというわけです。
あと、運動で損傷した筋肉を再合成することによって、疲労回復と筋肉を少し強くする超回復になるわけですが、お酒を飲むことで回復が遅れる&筋肉の再合成を阻害されるなど悪い影響があります。
レース前にカーボローディングなどで、必死に貯めた糖質も、レース前日にお酒を飲むことによって、肝臓に貯蔵した糖質を使ってアルコールを分解しようとするので、カーボローディングが無駄になってしまいます。
なので、タイムを狙ったフルマラソンの前にお酒を飲むのは避けましょう。
ハンガーノックになる可能性が上がります。
脱水
お酒を飲むと脱水になるというのは有名ですが、
お酒には利尿作用があると言われています。
だから、お酒を飲むとトイレに行く回数が増えるのはその利尿作用のせいで、そのおかげで必要以上に塩分や栄養素が排出されてしまっています。
また、アルコールの分解にも水分が必要なので、それで体内にある水分がどんどんなくなってしまうのです。
その2つの理由で、脱水症状が引き起こされてしまいます。
お酒を飲む際は、水も一緒にたくさん飲むようにしましょう。
くれぐれも、お酒を飲んだ翌朝に、何も飲まずに走りにいかないでくださいね。
お酒の適量とは?
これまで、お酒を飲むことで体に与える悪影響について書いてきましたが、それでも飲みたいという方が大半だと思います。
お酒は適量を守ればそこまでの悪影響がないと言われていて、その量というのは、体重1kgに対して0.5gになります。
体重60kgの方でしたら、30gのアルコールなら体に影響は少ないというわけですね。
缶ビール(350ml)にアルコールは約17.5g含まれているとされています。
だから、60kgの方は缶ビール2缶まで飲んでしまうと飲みすぎになってしまいます。
す、少ない....(^▽^;)
ほとんどの人が、この量をオーバーしてしまうと思います(笑)
だから、走らない日であったり、レース後のご褒美とかにたくさん飲んで、普段は缶ビール1缶程度に我慢しましょう。
志方の場合
僕は、もともとお酒をそんなに飲む人間ではなくて、現役のころもほとんど飲んでなかった記憶があります。
たぶん、飲み会とかそういった場でしか飲まなくて、普段晩酌をするという習慣もありませんでした。
引退したあとは、たまに家で飲むことはありましたが、それも毎日ではなくて1週間に2~3回程度でした。
ただ、会社員時代だと飲み会があったりしたので、そこでは普通に飲むようにしてました。(そこでようやく白ワインを覚えた(笑))
僕の部署はそこまで飲み会が多くなかったのですが、営業部から誘われれば行くという感じでしたので、多い時はそれなりの回数でした。
退職して農業をするようになってから、最初は家で飲む回数も増えて、多い時は毎日なぐらい飲んでいましたが、
ここ最近は、家で飲むのは1ヵ月に1回とかになってしまいました。(誰かと食事に行くときは飲みますけどね。)
なんでそこまで回数が減ってしまったのかというと、Youtubeでひろゆきが、
「日本の飲料メーカーはまずいビール(発泡酒)を作ることを一生懸命になっている。それは消費者が求めているからで、希望をもって入社した新入社員がまずいビールを作らされるようになるのが日本だよね。」
これを見て、消費者が発泡酒を購入するから、飲料メーカーは本当においしいビールを作るのではなく、需要に応えるために安くておいしくないビールを作らないといけなくなると思い、それ以降は生ビールを購入するようにしました。
ただ、金額的にそんな何本も飲むことはできないので、買うときは1本と決めて購入するようにしています。
だから、体のことも考えてではありますが、別の理由もあってこの量になりました。
もともと、1本とかで真っ赤になりますし、体質的にお酒は強くないんですよね。
ただ、嫌いではないです。
最近は、一番搾りがお気に入りです。
と、誰得情報を最後に流して終わりにしたいと思います。
飲み会のお誘い待ってます!!(笑)