コーチング ランニング

星の郷八ヶ岳野辺山高原100㎞ウルトラマラソン2022の装備品について

6月 25, 2022

みなさん、こんにちは!志方です。

かなり久しぶりの更新となりました。仕事がだんだん忙しくなってきたので、更新する時間がなくなりました。という甘えた考えなので、もう少し更新できるように頑張ります。

今日は5/22に行われた野辺山ウルトラマラソン2022 100㎞ の当日に準備した装備品について書きたいと思います。

ウェアについて

当日の走る格好、通称"ユニフォーム"ですが、ランシャツ、ランパンのような格好ではなく、所属しているLycaonsのTシャツと下はasicsのジョグパン(名称正しいのか怪しい)を着ました。

野辺山の5月はまだまだ寒かったりするので、ランシャツ、ランパンで走るのは身体を冷やすのかなと思います。なので、ウルトラはがっつりフルを走るような格好よりも、少し長めのシャツやパンツで走る方が良いかなと思います。年によっては日差しが強かったりするので、肌をあまり露出しすぎない方が疲労感もなかったりします。(かと言って長袖で走るのは後半気温が上がったりするのであまりおススメはしません。)

あとは普段から使用しているランニングキャップを今回も被るようにしました。

ランニングキャップは、単純に日差しを防ぐ目的で被るようにしていますが、その他に

  • 日焼け防止(日差し避けと似た目的)
  • 髪の毛を抑え込める
  • ファッション

といったことを理由に被るようにしています。フルマラソンぐらいまでは被らなくてもいいかなと思いますが、それ以上の距離になると、日差しによる体力消耗を考えると被った方が多少でも体力を減らさずにできるかなと思います。

あとは普段はしないサングラスを今回はしました。これも紫外線対策ですね。

紫外線は目からも入ってきて、それによるダメージも結構大きいので、本当は普段からサングラスをして走る方が体には良いと思います。実は、目から入る紫外線でも日焼けをすると聞きます。なので夜以外で走るときはサングラスをして走った方が、疲労感軽減や日焼け防止になります。

ウルトラのレースは、スタートは早朝で日中もずっと走ることになるので、紫外線を長時間浴び続けることになります。こういったアイテムで防ぐことで疲労感を少しでも和らげるのが重要です。

マイコップ、マイボトル

今回から、野辺山ウルトラマラソンはマイコップ、マイボトル持参となりました。

給水所には紙コップ等は用意されておらず、自分で携帯しているコップで水分を入れて補給するという形です。コロナ対策という名目ですが、各マラソン大会で問題になっている、紙コップがコース上で散乱してしまい環境に悪い影響を及ぼすのを防ぐのが大きな目的ではないかなと思います。今後もこういう給水のやり方を取る大会が増えてくると思います。

正直なところ、今回のウルトラぐらいのペースだと、給水所でコップに注いで給水して、また走り出すという動作は問題ないのですが、フルマラソンのペースになってくると一旦立ち止まってというのは、かなり記録に影響します。すべての大会がそうではないですが、環境のことを考えるとマイコップ持参というのは良いことですが、記録を狙う上では...というジレンマを抱えます。

今回、マイコップは大会の協賛になっているTHE NORTH FACEのものを楽天で購入しました。大会HPにも完走アイテムとして紹介されていました。

素材は思ったより柔らかめなですが、それでいて元の形状にすぐ戻るので、収納する場所には困りません。僕はランニングバッグのショルダー部分にポケットがあるので、そこに入れるようにしました。これでわざわざリュックを降ろして中を開けて取り出そうとしなくても、給水所でサッと取り出せるのでかなり楽でした。

容量は200ml入るので、コーラをがぶ飲みするのにはちょうどいいサイズです。100均とか売っているシリコンのたためるコップだと80mlなので、何回も入れる必要があります。それに比べると200ml入るのは注ぐ回数が一回か多くて2回で済むので、時短になりますね。(でもウルトラなので、そこまで時短を求めてもタイムそこまでの影響はないです。)

気になるお値段は1384円(税込)+送料だったので、正直なところ、コップで1000円以上取るの!?!?と思いましたが、安いものを買って当日使いづらかったというのも嫌だったので投資と思い購入することにしました。

マイボトルはHydraPak(ハイドラパック)というアメリカの製品のものを、これまた楽天で購入しました。

こちらも素材は柔らかいものとなっていて、水が入っていてもある程度柔軟に形状を変えるので、そこまでランニングバッグ内のスペースを取ることはありません。ボトル自体の重さもかなり軽いので、背負って走るのには気にならないのもいいですね。

ドリンクを飲むときは、ボトルを押すのではなく飲み口のシリコンの部分を押すと水が出てくるので、走りながら飲むときは歯で噛みながら吸うことによってドリンクを出すことができます。大会前にどうやって飲むのか試してみましたが、最初はどうやって出すのかわかりませんでした...。

このHydraPakにはチューブのようなタイプの飲み口も付属されていたので、本番ではこちらを使用しました。これのおかげで、飲み口だけバッグから出しておいておけば、いちいちボトルを取り出さずに水分を取ることができます。これで立ち止まらなくても給水することができます。

当日、マイボトルにはメダリストのブドウ味を600ml入れて走りました。さすがに600mlというのは重さが気になりましたが、飲むたびに軽くなっていくので、だんだん気にならなくなると思います。100㎞では前半エイドはスルーしましたが、マイボトルに入っているメダリストはこまめに取るようにしていました。60㎞ぐらいまではマイボトルの給水で持ちました。

こちらの気になるお値段ですが、2757円(税込)+送料とこちらも結構高い(^^;)。マイボトルに関しては、大会以外に登山やトレラン、ロング走の時に必要になりそうなので、今後も使用すると思えば良い買い物だったかなと思います。

マイボトルとマイコップだけで、5000円くらいの出費となりましたが、結果的に2位だったので、良い投資だったと思っています。どちらも実際に大会では使用したので無駄ではなかったです。

大会の公式では「400ml以上の水量を携行できる容器を持参する」(公式HPより引用)と記載されていましたが、特にチェックされるとかはないので、持ってなくてスタートできない(失格)というようなルールではなかったです。なので、最悪マイボトルは無くてもいいのですが、エイドステーションだけでの水分補給だと不安なので、やっぱりマイボトルは持参した方が良いと思います。

リュック ランニングバッグ

ランニングバッグはAONIJIEというメーカーのものを使用しました。

といっても貰いものなので、なぜこれを選んだかというのはないのですが、走っていて揺れないのと、ポケットが多いというのが気に入っています。特に前述したようにショルダー部分にもポケットがついているのでコップを入れたり、ジェルを入れたりしてすぐに取り出すことができます。

今回は入れなかったですが、小銭やお札を入れたり、スマホも入るので(iPhone XRなら入った)、マラニックとかでも使えそうです。

ジェル

レースについての記事にも書いたようにジェルは今回は9個携帯して走りました。メダリスト5個 マグオン4個 という内訳にしました。

メダリストは単純にエネルギー補給を狙いとしたので、カフェインは入ってないものにして味を楽しむようにしました。ジェルもゼリーを少し液体に近づけたもののような感じで食べる際(飲む?)もゼリーを食べる感覚に近い感じで多少口の中で噛んだりするので、わずかだと思いますが、眠気防止や集中力を上げるのにも良いのかなと思います。(カフェイン取った方が良いと思いますが)

60㎞付近まではメダリストで補給していました。

マグオンはマグネシウムが入っていることが特徴で、このマグネシウムは足攣り予防や筋疲労の軽減の効果があるとされています。今回持って行ったのはさらにカフェインが入っているものだったので、レース終盤の集中力低下を防いだり、足攣り予防を目的としてこのジェルにしました。

カフェインはご存じの通り、利尿作用があるので、前半から取ってしまうと尿意に繋がってしまう恐れがあったので、60㎞以降から取るようにしました。

このマグオン、思った以上にドロッとしていて、最初口に入れたときに"なんだこれ!?"とビックリしました。レース前に一度試しに飲んでおくべきでした。なのでみなさんもマグオンをレースで飲もうとする際は、事前に一度飲んでみることをおススメしておきます。

大会当日はこんだけたくさんのジェルを取ったので、頭は最後まで冴えてましたし、足が攣ったのは最後の1㎞だけでした。さすがに筋疲労はジェルだけではどうにでもなりませんでしたが、プラシーボ効果含めてジェルはウルトラやトレランのレースでは必須アイテムだと思います。

ランニングシューズ

最後は、一番大事なランナーにとっては相棒と言っても過言ではないランニングシューズになります。

今回はグライドライドを履きました。グライドライドは初代のもので、asicsのウルトラはこのシューズでしょ!と思いこのシューズにしました。

このシューズの特徴は前足部にかけてソールが反りあがっているので、ゆりかご形状なんて呼ばれていますが、かかとから着地する人は、ゆりかごのように転がってつま先まで抜けることができるので、他のシューズよりもエネルギー消費を抑えることができるのではないかなと思います。

僕はフォアフットなので、あんまり恩恵は受けませんでしたが、フォアフット以外の方は良いと思います。

このシューズもおそらく厚底の部類に入ると思うので、着地の衝撃吸収能力は高いと思います。サブ3ぐらいまでの人だったら、フルマラソンでも使えるシューズだと思います。

ちょっと悪い点を上げるとすれば、ソールが固いかなと思います。見ただけでもすでに固そうなのがわかります。厚底なので、着地衝撃の吸収はあるのですが、ソールが固い分の衝撃はあるのかなと思います。

良いシューズではあるのには間違いないですが、グライドライド2以降や、エボライドとかの方が、ソールは柔らかいのかなと思います。(履いたことないので見た感じです)

今回はレディースを履いたということもあり、足幅が狭く、走ってる途中も両親指が圧迫されている感じがありました。案の定レース後に見てみると、爪が真っ黒になっていたので、足には合ってなかったみたいです。

練習で70㎞を走った時もこの圧迫感はあったので、このシューズを履くべきが迷ったのですが、ひもをゆるく結べば大丈夫かなと思ったのと、100㎞はこのシューズと決めて買ったので、このシューズで行くようにしました。

みなさんもシューズを買う際は、絶対に試し履きしてくださいね。シューズ毎に大きさも微妙に違いますし、特に男性がレディースを履くなんて、普段のサイズだと合わないことが多いと思いますので(笑)

このシューズはレディース、型落ちの商品ということもあって、7190円(税込)で購入しました。グライドライド自体は素晴らしいシューズだと思うので、ぜひご検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

フルマラソンだとここまで準備する必要がありませんが、やはり100㎞ともなると準備が大変です。準備不足も当然走れなくなる原因になるので、しっかり準備をしてレースに臨んでいきたいですね。

今回の僕の装備は最低限くらいのものでした。これを参考にしていただいて、自分なりにアレンジを加えてレースに臨んでいただければと思います。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

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