みなさん、こんにちは。志方です。
11/27(日)に僕自身今シーズン初戦となる富士山マラソンが開催されました。
結果は
2時間29分43秒 総合3位 (年代別1位)
ようやくサブ2.5できました!

マラソン大会は5月に開催した野辺山ウルトラマラソン以来6か月振り、フルマラソンにいたっては3月の淀川マラソン以来8か月振りとなります。
秋シーズンのフルマラソンは仕事の都合上、どうしても練習期間が短くてタイムを狙いにいくのは難しいので、3月のマラソンに向けての現状確認という意味合いで出場することになります。
富士山マラソンは昨年も出場していますが、その時は無様にも5~6回歩くという失態をしてしまいました。昨年は練習期間が圧倒的に少なく、大会2か月前から走り始めてポイント練習は1ヵ月前から開始というかなり突貫工事的に身体を仕上げました。そのせいで練習不足から先に述べた失態となり、今年は昨年よりは練習をして大会に臨もうと思っていました。
大会前の練習については後日ブログに投稿するとして、今年は大会3か月前から走り始めました。さらに昨年と違うのは、昨年は脚のケガと仕事ダブルの事情により、6月から9月までの3か月間走ることができませんでした。今年に関しては7月まで走ることができ、走れなかったのが8月と9月頭までの約1ヵ月ちょいの期間だけでした。
おかげで9月下旬からスピードを出して走ることができ、10月からポイント練習を開始することができました。距離走も昨年は20km2回、25km1回、30km1回とフルマラソンでタイムを狙って走るには距離走の頻度と距離が少なかったですが、今年は20km1回(本番ぺース)、30km2回(1回はjogペース)、40km1回と回数は昨年と同じですが、距離を少し延ばすことができました。
昨年に比べて質も量もこなすことができ、今年はそれなりにいいタイムで走ることができるんじゃないかという期待をもって本番1週間前までいきました。
しかし、レース前の最後の刺激練習で失敗してしまい、最後の最後でレースに対して不安を残す形となってしまいました。

とここまで、前置きがめっちゃ長くなってしまいましたが、今回の富士山マラソンのレース前の期間はそんな感じでいきました。ここからレースの状況に移っていきたいと思います。
スタート~ハーフまで
今年の富士山マラソンは気温も高く、スタート時点で10℃でした。昨年は1℃だったことと比べると気温は高めです。マラソンを走る上では丁度いい気温ですね。
スタートはAブロック(富士山マラソンではAブロックは"春"というらしい)で前方のやや後ろ目で並びました。最前列に並ばなかったのは、自分自身に気合を入れすぎたくなかったからです。ちょっと後ろの方が気持ち的に落ち着きます。トップ争いをしようと思うと絶対に出遅れるので追いつくにはしんどいですが...。

スタート前に今大会のゲストで早稲田の大先輩である瀬古さんのスピーチで選手全員に喝を入れてもらい、9:00に号砲が鳴りました。
やや後ろで並んだので当然、スタート直後はもたつきます。少し縫うように走りながら前へ前へ押し進めます。
ようやくスペース的に余裕が出たところで1km通過。3'26"/km
昨年と同じ(笑)
昨年と比べると余裕は無い(笑)。妻に気合を入れて作ってもらった爆弾おにぎりを食べすぎたのか、ややお腹が痛い(笑)、レースに影響がない程度に痛い。

コース的には最初の1kmから登ります。前を見ると優勝候補勢のみなさんが、もうすでに集団を形成しています。その中には、前回大会の優勝者かつ大会記録保持者で大会連覇を目指される"兒玉さん"や富士山周りレース全制覇を目指す"クレイジーかろ"くんや2時間17分台のベストを持つ"ランニング食堂"さんやTwitterでランナー界隈では有名な"ますを"さんも含まれていて、大体8人程度でしょうか。
頑張ればその集団に追いつけそうですが、たぶんその集団では今の自分ではオーバーペースになると思いそこは我慢をして、先頭集団を眺めながら、誰についていこうかを考えながらとりあえず様子見で走ります。
8km付近でようやく自分に丁度よさそうなペースで走っている人(レース後名前を確認したら山本さん)を発見。後ろにつかせてもらってると
山本さん「志方さんですか?」
志方「はい。どのくらいのペースでいきますか?」
山本さん「サブ2.5を狙っていて、前半に貯金を作るのに3'30"/kmぐらいでいきたいと思います。」
志方「つかせてもらってもいいですか?」
山本さん「ペースメイク下手かもしれませんが、いいですよ」
とまさかの引っ張ってもらうことを快く引き受けてくれました。ここからはひたすら付いていくことだけを考えて走りました。
ずーっと3'30"/kmを切るペースでいっていただいたことで予定通りにレースを進めることができ、後半戦に向けて余裕を持って走れることができました。
ハーフの通過は1時間13分01秒
昨年は1時間11分50秒なので、それに比べると1分10秒ほど遅い通過です。それでも先頭は遠いながらも見える位置にいました。昨年は先頭は見えなかったのに....。全体的に遅いのか?
最大の難所激坂リベンジなるか
ハーフ通過をしてしばらくしたのち、22km付近に差し掛かると富士山マラソン最大の難所である"激坂"が姿を現します。22kmから約1.2~3kmほどの距離を約75m上ります。

ここで僕を引っ張ってくださっていた山本さんもこの激坂で急激にペースダウン。すかさず自分が引っ張ろうと前に出ましたが、山本さんが付いてこれないこともあり、自分で行くようにしました。
やべ、昨年と同じ展開やん...。
そう思い、上りは頑張らずに何なら休むぐらいのつもりで上りました。その間のラップは4'08"
昨年は4'00"だったのでそれよりは遅くなりましたが、昨年の失敗を踏まえて4'20"でも良いと考えていました。しかしもう行くしかない。
長くなりましたので、ここまでにしたいと思います。続きは近々更新しますので、ぜひ見てくださいね。
それでは。