ランニング

僕のぬけぬけ病

こんにちは、志方です。

淀川マラソンに向けて、脚の痛みもなくなったので練習を再開していましたが、痛みがぶり返してしまったのでまた休まないといけない状況になってしまいました。

日々の練習の様子を記事にしていこうと思っていましたが、練習ができない、できてもjogなので記事にするのも話題性が少なすぎるので、予定を変更をしていろいろなこと書きたいと思います。

今日は題名にある通り、ぬけぬけ病について書いていこうと思います。

ランナーに意外と多いこの症状ですが、人それぞれ症状が微妙に違っているのでぬけぬけ病はこういうものであるということは書けないので、今回は自分はどうだったかということを書いていこうと思います。

ぬけぬけ病とは?

ランナーにたまに見られる"ぬけぬけ病"ってなんなの?というのをまずは解説したいと思います。

正式名称は動作特異性局所ジストニアと呼ばれます。

実はランナーだけではなく、ピアニストにもみられる症状です。

男性のみなさんは昔テレビゲームでボタンを連打する場面で連打してる途中で指が言うことを聞かなくなってうまくボタンを押せない、あるいは速く押せなくなってくるという経験はなかったですか?

ぬけぬけ病はそれに近いことが走っている脚に起こっていると僕は思っています。普段は痛いとか違和感というのは全く感じませんが、ある場面、条件で症状がでます。

だから周りの人も自分でもこれが病気?というのは気づかないことが多いです。言葉にして伝えるのも難しいですし、当時の僕もぬけぬけ病という名称は知っていましたけどぬけぬけ病は不治の病のような印象があったので、認めてしまうと一生治らない気がしてぬけぬけ病という言葉は使わずに周囲に話していました。

ぬけぬけ病の症状を話している人もそれぞれ微妙に違っていて、治療家でぬけぬけ病を治せますよ!と言っている方も治療方法が違っていたりします。

だからぬけぬけ病は絶対にこれといった病気ではなく、なんかケガでもないし、力の伝達あるいは力が抜ける感じがするということから全部ひっくるめてとりあえず、ぬけぬけ病としようというのが僕のぬけぬけ病という病についての持論です。

始めて症状がでた瞬間

悩む男の子のイラスト

僕が初めて症状が出たときというのは、実は大学ではなく高校2年生の時の都道府県駅伝で5区を走ったときです。

この時は長野・佐久長聖の村澤さんがとてつもない記録で区間記録を更新したレースでした。

そのはるか後方で走っていた僕でしたが、7位から2位まで順位を上げたので結果としては満足のいくレースでした。区間順位も村澤さんに40秒くらい離されていましたが2位だったので悪くない結果でした。

症状が出たのも、5㎞過ぎで集団から飛び出して2位を確立していく中、ラスト1㎞でラストスパートをしようと思って動きを切り替えた瞬間に左脚がいきなりいうことを聞かなくなって言葉にしようとすると難しいのですが、"接地がうまくいかない" "脚を前に出そうとしても真っすぐ出せず、外側に行こうとする"

ともかく自分の意志で左脚を動かすことができないという感じでした。

でもこの時はラスト1kmで症状が出たのでなんとかなりました。強引に持っていけば3分程度我慢すれば終るのでそこまでタイムに影響しませんでした。それでも多分3~4秒は変わってたのかなと思います。 区間順位は変わりませんけどね。

そのレースのあとも兵庫県の郡市区対抗駅伝でも症状が出たのですが、ここでもラスト1㎞ぐらいで出たので強引に走ればなんとかなりました。

高校3年生になってからはその症状は出なかったので、過去のものという感じで特に気にせず、昔そんなことあったなぁぐらいになっていました。それも大学になってから陸上人生を大きく狂わせるとは当時思ってなかったです。

大学でぬけぬけ病の恐怖に悩まされる

頭を抱えて悩んでいる人のイラスト(男性)

大学入学してからしばらくはぬけぬけ病は出ていなかったです。1年生の全日本インカレ10000mで症状が出ましたが、この時はそれ以前に走り方をよくわからなくなっていたこともあり、不安定な状態でした。なのでぬけぬけ病云々よりも単純に調子が悪かったので結果が悪かったのはぬけぬけ病のせいではなかったです。

駅伝シーズンも特に症状が出なかったのでまだこのころは順調に走っていました。

そして、箱根駅伝を1ヵ月前に控えた12月に疲労骨折をしてしまって、2か月近く走れなくなりました。

治ってからは春からまた結果を出していけばいいやと思っていた時に、朝練習で1ヵ月のうちに2回捻挫をしてしまいました。すぐに走るのをやめて、治療したのでそこまで大きな影響にならなかったのですが、そこからぬけぬけ病が頻発するようになります。

そのあとに最初に出たレースが4月の日体大記録会の5000mで2000mを過ぎたあたりで、あの左脚をうまく動かせない(接地ができない)感覚が出てきました。このレースでは復帰戦とはいえ、調子も良かったので自己ベストかそれに近い走りをしようと最初から突っ込みました。2000mは5分28秒ぐらいで通過したと思います。

今まではその症状がでるのはラスト1㎞とか残りの距離が少なくなってきてからでしたが、この時はあまりにも早く2000m過ぎだったので、さすがにこの時点で強引に身体を持って走ることができずに失速するしかありませんでした。

結局14分23秒ぐらいかかってしまいましたが、自分としてはまだ復帰戦だったし、前半も突っ込めたので悪い中でもそこは良かったかなと若干引っかかるのはありましたが、そこまで大事に捉えていませんでした。

結局その後の全レースは同じようなパターンで症状が出るというのはこの時は全く思ってもいませんでした。

この話題は長くなりそうなので、今日はここまでにしたいと思います。

明日続きを書きます。それでは!

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