ランニング

野辺山ウルトラマラソン100㎞を完走したシカタ~中編~

5月 29, 2022

みなさん、こんにちは!志方です。

前回の続きになります。

35㎞~50㎞ 小海中学校横まで

前回はこちらです↑

35㎞のエイドを抜けると、いきなり急勾配な上り坂がでてきます。

これも気分を萎えてしまいそうな坂道でランナーを苦しめます。そんな僕は上りで追い抜いたり、後ろのランナーを引き離せるので、"よしよし"と思っていました(笑)

まだこの時は元気いっぱいで、スタートした時と疲労感はさほど変わっていない感じさえありました。

37㎞にさしかかり、ここで一気に下り坂に入ります。内心"勘弁してくれー、また追いつかれる"と思っていましたが、案の定、先ほど引き離したと思っていた、筋肉質のおそらくトレイルランの選手の方に抜かれてしまいました。

下りでは絶対にペースを上げないと決めていたので、どんどん離されていきます。あまり離されたくないけど、これ以上ペースを上げると後半に響くと思い、我慢します。

ここで、下りの途中で回復ゾーンがやってきます。

なんと芝生のコースです。"下り坂、全部芝生やったらいいのに"とつぶやきながら、その恩恵を存分に受けていきます。

そして42㎞地点の八峰の湯に到着しました。

フルの通過はだいたい3時間17分程度でしたが、余裕は十分にありました。ここで一旦トイレに。

ここでは余裕の表情をみせていたが....

トイレから出て、再出発すると前の選手は見えなくなってしまいました。そして、この八峰の湯からも下りが続いていき、46㎞地点ぐらいまで下りが続きました。下り切る前にここで3回目のジェルを補給しました。

37㎞から下りだったので、およそ9㎞下らされました。ここで初めて前ももの筋肉に痛みを感じるようになりました。

"おいおい、まだ半分も行ってないのに、このもものダメージはヤバいな..."

ここで初めてこのコースのヤバさを実感しました。

46㎞から50㎞の小海中学校横のエイドまでも少しの上りがありあがらも、基本的に下り基調で太ももにさらなるダメージを加えていきます。

50㎞のエイドもスルーしてようやく、半分が過ぎここから再スタートの気分で走りだしました。

50㎞~59㎞折り返し地点

50㎞を過ぎるといきなり、上り坂が始まります。まだ足のダメージはあるとはいえ、体力的には余裕があったので、上り坂は難なく攻略していきます。

50㎞から今度は北相木村に向かって進んでいきます。ここは正直、景色があまりなくアップダウンもそこそこあるので、精神的にキツイコースになっていきます。おまけに前の選手が全然見えず、今自分が何番で走っているのかもわかりません。

さらに50㎞手前から天気は良くなり、気温がどんどん上昇していきました。かなり暑いというわけではないですが、前半の寒いところから一変してのこの気温上昇は身体に堪えます。

55㎞手前のエイドで初めて立ち寄り、水を被りました。ここもエイドの補給的なものはスルーして先に進みます。実はこのエイドの手前でジェルを補給していたので、エイドのものは取らなくても大丈夫でした。

55㎞を過ぎると、折り返し地点である58㎞まで上りメインのコースになります。56㎞ぐらいでようやく前の選手が見えてきて、気持ち的に元気になりました。

ですが、事前にコースを知っていたわけではなかったので、どこで折り返すんだろうとずっと考えながら、走り続けており、ここは若干精神的につらかったです。

59㎞でようやく北相木村の役場に到着し、折り返しをしました。ここはエイドになっていて、だいぶ前の下り坂で抜かれたおそらくトレイルランの選手の方がエイドで補給していたので、その隙に抜くことにしました(笑)

ゴールしてわかったのですが、このトレイルラン選手っぽい方、本当にトレイルランナーで今回の野辺山も3位に入られた方でした。チョロチョロせんといてーと思ってしまいすみませんでした。

60㎞~67㎞ 67㎞の部ゴール地点

折り返してから、下り基調になりましたが、すでに60㎞走っているダメージが選手全員に入っているので、この下りで抜かれることはありませんでした。

62㎞過ぎで北相木村に別れをつげ、今度は南相木村に向かって進みます。62㎞付近で6個目のジェルを補給しました。

ここからジェルはメダリストではなく、マグオンにしました。マグネシウムとカフェインが入っているので、足つり防止とカフェインによる集中力維持を目的としてこのマグオンにしています。

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感想(1件)

63㎞からも当然のごとく上り坂のコースとなっており、僕としては後ろを引き離せるのでラッキーでした。ですが、さすがにこうも上りばかりで勾配もだんだんきつくなってくると、精神と体のダメージが積み重なっていきます。

そんな時に、応援に来ていた嫁と義理の母親と、地元の知り合いの方とその親戚の方から「今2番だよ!」との報告があり、"これトップ3もありえるのか?"なんて考えることでまた少し元気になりました。

勾配がキツイ上りでしたが、気合を入れて上っていきます。

そして、67㎞の部のゴール地点が見えてきました。この地点を過ぎるまでずーっと"ここでゴールしたいな"と考えていました。そんな精神状態の中、100㎞の後半戦に向かっていきます。

次回、野辺山ウルトラマラソン100㎞のラスボス馬越峠登場!!でも実はラスボスじゃなかった!!?と100㎞なのにデッドヒート!?をお送りします。ぜひ見てね。

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