
みなさん、こんにちは!志方です。
激闘の100kmからはや一週間が経ちました。いまだに僕はjogすらできてません。
やはり、100kmという距離と野辺山のコースというのは改めて過酷なものだったんだなと、自分の体をもって実感しております。
今日は、そんな過酷な野辺山ウルトラマラソンのレースを共に戦ったアイテムを紹介していきたいと思います。
これを参考に、ぜひウルトラマラソン完走を目指してください。

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ウェアについて

当日の走る格好としては、所属しているチームであるLycaonsのTシャツを着用しました。
ランシャツというのもアリなんですが、長い距離を走る100kmとかだと、なるべく肌を出さない方が良いかなと思ってTシャツスタイルで2年連続出場しています。
帽子はレース用にしているasicsのランニングキャップを被るようにしました。これも日焼け防止と、頭から紫外線を浴びないようにすることで疲労の軽減を狙っています。
あとは、ファッション的な意味合いと、僕は髪の毛が広がりやすいのでそれを抑え込むために被っています。
サングラス
最近、母校である早稲田大学でもレースでの使用を解禁されたサングラスですが、着用することで目から入ってくる紫外線をカットできるので、疲労感の軽減につながります。
それに、ゴミや塵などから目を守ってもくれるので、なんかチャラいイメージが着いてしまいがちなサングラスも使用効果としては結構重要だったりします。
僕は、社会人になったときの初任給で買ったサングラスを昨年に引き続き使用しました。
メーカーはOakleyです。ランニング用のサングラスでは一番有名ではないでしょうか。
ランニングパンツ

今回一番おすすめしたいのが、ミズノのランニングパンツで、
大学の大先輩でプロランニングコーチの大角さんから勧められて、今回使用してみました。
腰の部分がマルチポケットになっていて、伸縮性のあるポケットになっているので、ランニングで使用する小物なら何でも収納できてしまう神アイテムでした。
今回は、これにジェルを5個とマイコップを収納して走りました。
ジェル5個程度なら、重さも気になることもなく、変に揺れる心配もありませんでした。
極論、これさえあればランニング用リュックは必要ないと思うぐらい、収納機能が良かったです。
ソックス

レース用のソックスは、RETOというプロランナーの神野大地くんがプロデュースしているのかな。
神野くんのYouTubeチャンネルの収録のときにおすすめされてから履いていて、ソックス自体の厚さが丁度良くて毎レースはコチラのソックスを履くようにしてます。
耐久性はないとのことでしたが、今のところレースでしか履いてないので破れてはないです。
MILLET アンダーウェア

実は、Tシャツで出場するマラソンでは、肌着にこのMILLETのアンダーウェアを着用しています。
汗などの水分をいち早く吸収してくれて、その上速乾なので、汗や水を浴びたときの水分を含んだウェアの不快感というのは、このアンダーウェアでなくなります。
メッシュがかさ高なので、服が直接肌に触れることがないので、先程のようなウェアの不快感というのを物理的にも防ぎます。
外気温の影響を受けにくくなるので、冬のレースでもこのアンダーウェアを着るだけで少し温かく感じることができます。その一方で夏に着用しても暑いということはありません。
今回のレースでも序盤からかぶり水を浴びまくりましたが、不快感を感じることなく100kmを走りきりました。
リュック ランニングバッグ

昨年に引き続き、AONIJIEというメーカーのものを使用しました。
とにかく、ポケットが多いのと、背負っていても揺れないのでランニングやトレイルランで使用するときはおすすめできます。
ミズノのランニングパンツにお株を奪われてしまってますが、マイボトルなんかはリュックにしか入れられないので、やっぱりレースでも必要ですね。
ジェル

ジェルは今年も9個を携帯して走りました。そのうち摂取したのは8個でしたが、
その内訳は
- メダリスト 5個
- アミノショット 1個
- KODA 1個
- Challenger POWER LIQUID 2個(1個)
想定では、60kmくらいまでは、メダリスト4個、アミノショット1個、そこからChallenger2個、メダリスト1個、KODA1個の順にとっていこうかと思っていたけど、
走っているうちにバラバラになってたり、どこで摂取したかよく思い出せなかったりしたので、結構頭の中こんがらがってたのかなと思います。
収納する場所を、順番通りにするとかにして、できるだけ頭を使わないように摂取する順番は事前に準備した方がよさそうですね。
これだけ、ジェルを摂取したので、ハンガーノックということは起こりませんでした。でも100kmで10時間以上かかるとかであれば、もっとジェルは携帯しておいた方が安心です。
ジェル選びの参考に
ランニングシューズ
ランナーだったら、命の次に大事かもしれないランニングシューズ。
今回はグライドライド3を使用しました。

昨年は初代グライドライドを使用しましたが、初代はソールが硬かったのでそこはマイナスポイントだったのですが、グライドライド3では、ソールも柔らかく、転がされてる感じも少なくなっていました。
初代のグライドライドは転がされてる感じが強く、むしろそれがウリなぐらいだったけど、グライドライド3では、転がされてると感じる前に転がされているらしく、コロン感がなくても転がっているらしいです。
100kmをこのシューズで走った完走は、問題は全くなく、シューズによって足が気になるとかは全くありませんでした。
厚さも十分にあることから、衝撃吸収も非常によく、また100kmを走れと言われればこのシューズを履くと思います。
今回は、昨年の反省を踏まえて、サイズをワンサイズ大きめのものを履きましたが、それでも足の親指の爪が真っ黒になったので、これはもうシューズどうこうという話ではなく、100kmを走るというのはこういうことだと受け入れるしかありませんね。
今回の野辺山の100kmでもこのシューズを履いている方が数人いらっしゃたので、グライドライドはウルトラでも履けるシューズだということなのかなと思いますし、現に自分が履いたことで証明になったのかなと思います。
もちろん、フルマラソンでもサブ3ぐらいまでは、このシューズでも行けると思うので、厚底カーボンシューズがまだ履きこなせない人は、このシューズをおすすめできると思います。
マイコップ マイボトル
今大会も、マイコップ、マイボトルは持参でした。
コロナは収まりましたが、以前から紙コップによるゴミ問題というのがマラソン大会では言われていて、コロナを機に紙コップのゴミを無くそうという動きが加速して、マイコップによる給水という大会が少しづつですが、増えてきました。
ウルトラのレースでは、立ち止まってジャグからコップに注いで給水するなんて、ロスにもなりませんが、フルマラソンのレースだと結構なロスになります。
環境の面では、マイコップという取り組みは良いのですが、記録を狙う上ではちょっと...。というのが正直なところです。
もし紙コップでの給水のレースに出られる際は、紙コップはキチンとゴミ箱に入れられるように心がけましょう。
今回もマイコップはTHE NORTH FACEのものを使用しました。

と言ってもアーリーエントリーをされた方には無料で配布されていて、僕は昨年、この大会に向けて購入したのに配布してくれたおかげで、2個所持することになりました。ありがとうございます(笑)
商品自体は、柔らかい素材なので、どんな形にも変形してくれるおかげでリュックや、さっき紹介したランニングパンツの収納スペースにも収まっていました。
200ml注ぐことができるので、この1杯で給水としては十分な量を摂取することができます。
今後のウルトラのレースでは必需品となりそうです。
マイボトルはHydraPak(ハイドラパック)のものを使用していましたが、なんとスタートしてすぐに中身が漏れていることを確認してしまいました。

なんか、背中が濡れてるなと手で拭って匂いを嗅いでみると、ボトルに入れていたメダリスト(ブドウ味)の匂いでした。
その時点でゲンナリしてしまいましたが、仕方がないのでそのまま最後まで行きました。
どうやら、横の部分に穴が空いていたみたいです。
保管状況が良くなかったのかもしれませんが、まだ使用回数はそんなに多くなかったので、正直ショックです。
飲む際も、吸って飲むのではなく、噛んで飲むので吸う力を必要としないところが気に入っていたんですけどね...。
さすがにリピートして購入する気にはなりませんので、また別のメーカーのものを購入したいと思います。(もし100kmを走るのであれば)
まとめ
やはり100kmともなると準備をするものが多くなります。
準備不足から完走もできなかったということも十分にありえますので、この記事を参考にしていただいて、自分なりに必要な装備というのをしてもらえたらと思います。
初めての100kmとかは特に不安なので、この記事を参考にプラスαで必要なものを付け加えてもらえれば、装備に関しては大丈夫だと思います。