みなさん、こんにちは!志方です。
1970年代にマラソンランナーの間で、炭酸抜きのコーラをレース中に飲むことが流行ったそうです。
バルセロナ五輪のマラソンで銀メダルを獲得した森下広一さんも、炭酸抜きコーラをレース前に飲んでいたと聞いたことがあります。(あくまで噂なので、事実かは知りません。)
コーラが良いというのは、グラップラー刃牙という格闘漫画で描かれていたところから広まったそうですが、実際どうなのか。
最近ウルトラマラソンに向けて練習をする際は、毎回コーラを給水替わりに飲んでいる僕が調べた結果を踏まえて解説しようと思います。
マラソン・ランニングのオンラインコーチングもやっています。(https://runfarmer-shikata.com/?page_id=17)コチラからお気軽にお問合せください。まであとTwitter,Instagramもやっています。
コーラはエネルギー効率が良い

コーラはカロリーがかなり高く、炭水化物(糖質)をたくさん含んでいます。糖質をたくさん摂取することで筋肉内にグリコーゲン(糖類)が貯蔵されて筋肉の働きを活躍させることができます。
マラソンを走っている最中は、手足がしびれてきたり頭が上手く働かないような、低血糖状態のいわゆるハンガーノックになりますが、
こうならないためにもコーラを飲むことで血糖値をすぐに上げられることができます。
早い段階で飲むのは危険

糖質を多く含んでいるから低血糖状態から回復させるのには良いとされていますが、コーラを飲むことで一気に血糖値を上げることになります。
一気に上がった血糖値はその後下がってしまって、低血糖予防の為に飲んだハズが逆に低血糖状態を呼ぶハメになります。
だからコーラがいいと言って、マラソンの前半から飲んでいくのではなくて、フルマラソンだと30km以降から、100kmマラソンだと50km以降から飲むようにしていきましょう。
あと、炭酸抜きだったらいいけど、炭酸入っていると何気にお腹にきますよね。
炭酸は実は疲労回復に良い

コーラは糖質補給をしてくれるというのを書きましたが、コーラに限らず炭酸飲料は疲労回復に効果があったりします。
炭酸飲料を飲むことで血中の二酸化炭素濃度が上昇することで、より多くの酸素を運ぶために血行がよくなります。
血行がよくなるということは、疲労物質の排出がされやすくなるので、疲労回復になるという仕組みです。
よく温泉施設に行くと、炭酸泉があったりしませんか。
炭酸泉はお湯に二酸化炭素を溶け込ませているのですが、この炭酸泉も炭酸ガスが肌に浸透して血管を拡張してくれて、血行促進させて疲労物質を排出させてくれます。
炭酸には疲労を回復させる効果があるのです。
じゃあ、疲労回復にコーラが良い...? わけではない
ここまで読むと、じゃあ疲労回復に炭酸飲料が良いというから、普段からコーラ飲んでも良いですよね。
と言いたくなりますが、そんな都合の良い話はなくて、コーラにはしっかりカロリーがあります。
フルマラソンやウルトラマラソンでの極限状態になったときの補給としては、カロリー摂取をしたいところですが、
普段の生活から飲み物でそんな大量のカロリーを摂取していれば、太るのは目に見えています。
なので、普段から炭酸飲料を飲みたいという方はコーラではなく、炭酸水(自宅で作る炭酸水【e-soda】 )
にしておきましょう。(どうしてもコーラを飲みたければ週に何本とキチンと決めた上で飲みましょう。)
あと、炭酸飲料を飲むと骨や歯が溶けると昔から言われてきましたが、半分本当で半分ウソです。
炭酸を飲んだところで骨に直接触れることはありませんから、骨が溶けるなんてないですし、よほど大量に飲まなければ炭酸飲料に含まれる成分で骨のカルシウムを奪うことはありません。
ただ、歯は口に含んだ時に直接触れるので注意が必要で、唾液などで多少洗い流せますが、
ダラダラ飲みをしてしまうことで歯に付着する時間が長くなって歯が溶けてしまう、虫歯になるといったリスクが上がります。
ダラダラ飲みをしないようにしたり、歯磨きはするようにしましょう。
ウルトラマラソンのレース中、練習で実際にコーラを飲んでみて
走りながらコーラを飲むなんていうのは、昨年の野辺山ウルトラマラソン2022で初めてでした。
71kmを過ぎたところのエイドステーションで初めてコーラを飲んだのですが、今までで飲んだコーラの中でダントツにおいしく感じました。
それ以降のエイドでコーラが置いてあれば毎回飲んでいたわけですが、飲むたびに一時的に元気になっていました。
その後の血糖値が下がるという感覚はそのレースではありませんでした。
そして、今年はウルトラ対策で60km以上を走るときは毎回途中の自販機でコーラを買っています。
一気に350mlを流し込むので、結構お腹に来るのですが、これもまた一時的に元気になります。おまけに水分補給にもなるのでリュックに背負っている飲み物が無くならない安心感にもつながっています。
自販機でよく売っているのは、復刻堂のコーラでクラフトコーラと呼ばれるもののような味でスッキリした味わいと甘い感じの中間といった感じのコーラです。

あと、ペプシのコーラですが、こちらはスッキリしすぎてて極限状態で飲むコーラとしてはちょっと物足りない感じがします。

そして、王道のコカ・コーラ。こちらは甘さも十分にあるのでマラソン中に飲むのであればコカ・コーラが一番いいなと思います。

コーラを飲むのは練習では大体40km付近なので、後半戦に向けて気合を入れなおす意味でもコーラを飲んでいます。
コーラを飲んだおかげで60~80kmの超ロング走もこなせたのかな?と思うようにしておきます。
番外編 ドクターペッパーおばあちゃん
炭酸飲料で炭酸水以外は、体にあまり良くないというのはイメージとしてわかると思います。
それでも、たまに飲む分にはそこまで体に影響がないので飲んじゃうときがあるかと思いますが、
アメリカで100歳を超えてもドクターペッパーを1日3本の量を飲み続けたおばあちゃんがいます。(60年間も)

ドクターペッパーなんていかにも体に悪そうな味がして、逆にそれが良いと言って飲んでいるファンもいると思いますが、このおばあちゃんはそれを毎日飲んでいて100歳を超えているもんだから驚きです。
このおばあちゃんの名言として
「2人の医者にはドクターペッパーを飲むのはやめろ、死んじゃうからと言われたけど、その2人の医者の方が先に亡くなったわ」
こんな毎日ドクターペッパーを飲んでいるおばあちゃんより先に医者の方が、亡くなってしまうなんてなんとも皮肉な話ですが、
このおばあちゃんは結局、106歳まで生きました。
これを見ると、我慢するストレスの方が健康に悪いんだなと思う反面、このおばあちゃんだからここまで長生きできたのであって
それをマネするのは、危険すぎるなと思いました。
みなさんも我慢をするのは良くないけど、飲むとしてもほどほどにしておきましょう。
まとめ 結局、コーラは常飲しない方が良い

マラソンレース中に飲むのは良い面があるけれども、普段の生活から飲むのはやっぱり体にはよくないかなと思います。
カロリーが高いっていうのもそうだし、添加物を見ると常飲するのは危険だと感じます。
中にはドクターペッパーおばあちゃんのような、常識を覆すような人もいるけど、全員に当てはまらないので
マネをするのはやっぱり危険だと思います。
とはいえ我慢するのも体にはよくないので、たまにご褒美的に飲むぐらいにしておきましょう。
この記事を書く前は、コーラは体に悪い、マラソンランナーでも飲むのは良くないという常識を覆せるかなと思っていたけど、
調べれば調べるほど、そんなことはなく今までの常識通りの内容になってしまったのは、ちょっと残念。
何事もバランスが大事なので、ほどほどにしておきましょう。
