コーチング

箱根駅伝を観たざっくりした感想

1月 4, 2026

みなさん、こんにちは!志方です。

昨日は、なかなか踏み込んだ内容の記事を書きましたが、今日の記事は純粋にいち観戦者として箱根駅伝の感想を書いていきたいと思います。

世界を目指すとかそんなことは抜きで箱根駅伝について述べていきます。

青山学院大学が総合優勝

102回大会もフタを開けてみれば青学の3連覇で幕を閉じました。

2位は昨年3位だった國學院大學が、3位には予選会からの出場の順天堂大学、4位が我が母校の早稲田大学、5位は中央大学、6位駒澤大学、7位城西大学、8位創価大学、9位帝京大学、10位日本大学でした。

記録も区間新記録が続出して、総合タイムも大会記録が今年も更新されました。

僕が1年生の時に早稲田が優勝したときは11時間切って盛り上がってたのが、今となっては10時間40分を切るところまできました。

大学生はこの先どこまで進化し続けるのだろう。これ以上速くなるのか?そのぐらいすでに速すぎる記録です。

1区いきなり区間新

今年の箱根駅伝はいきなり区間新記録から開幕しました。

國學院大學の青木選手が従来の吉居大和選手の記録を12秒更新しました。

佐藤悠基さんが衝撃的な走りをして区間記録を作ったのが懐かしいですね。

当時の区間記録で今回のレースで走っていると、9位相当の記録になります。

もう今となっては、10kmを28分10秒前後で通過するのはマストみたいですね。恐ろしい(笑)

この区間で青学はなんと16位。インフルエンザか何かのアクシデントがあって急遽、当日変更で走ったそうです。

でもまだ序盤だし、今年は2区じゃないにしても5区に黒田選手が控えているし、2区と3区次第でどうにでもなるなと思いました。

2区、またしても区間新...。モグスの記録はいずこへ....?

花のエース区間の2区に入っても結局区間記録更新祭りでしたが、城西大のキムタイ選手が昨年の区間記録をさらに塗り替えました。

レース展開的にこのキムタイ選手、丁度良いタイミングで早稲田の山口選手がハイペースで突っ込んできたので、前半はそこに並走かやや後ろに着く感じかはわかりませんが、山口選手の作るペースに上手く乗っていってました。

権太坂上り切るまでうまく山口選手を利用していけたので、鬼のキツさと言われているラスト3kmもペースダウンせずに上り切れたことが区間記録に繋がったのではないでしょうか。

モグスの記録というのはとてつもない大記録で、僕は一生塗り替えられないと思っていましたが、相澤選手が6年前に更新。しかも5分台。

その記録が出てからは、毎年のように5分台が出ててモグスの記録で今回走れば区間6位と普通の記録となっています。

青学はここで11位まで順位を上げていて、流れができ始めてるようだったので、5区までになるべく離しておかないと5区で首位獲るんじゃないかなと思いました。

母校の早稲田は1,2区で最高のスタートダッシュを決めることができて、2区走った山口選手も、1時間05分47秒と昨年の吉田響選手と遜色ないタイムで素晴らしい走りだったのに

記録インフレし過ぎて、特に騒がれずに終わりました(笑)。

今年の早稲田は、2区をうまく走れれば5区に山の名探偵がいるから5区までに3位ぐらいだったらワンチャン往路優勝はいけるかもとレース前から思っていたので、これはもしかしたらいけるぞとこのときは思っていました。

3,4区早稲田 往路優勝の流れ

3区と4区で早稲田は常に上位で走っていて、とくに4区のルーキー鈴木選手が区間記録にあと1秒に迫るとんでもない走りで首位と1分12秒差の2位に着けていよいよ往路優勝が現実的になってきました。

この時点で首位の中央大学は、エースの吉居駿恭選手を温存してのこの順位。往路で3位以内であれば復路で逆転もありえるぐらいの戦いをしてきて、その一方で青学は、1区以降、着実に順位を上げてきて4区終了時点で5位と大エース黒田朝日選手が爆走すれば、十分逆転可能な位置でした。

早稲田は、工藤選手が山の名探偵の名の通り快走すればあるいは5区では未知数の黒田朝日選手が案外そこまでじゃない走りであれば、何とか抜かれずに往路優勝もあるかなと思いました。

そんな淡い期待を打ち砕く黒田朝日劇場

早稲田大学にとってはいつ以来の首位だったでしょうか。おそらく僕が大学2年のときに1区大迫が2年連続で区間賞獲った以来の首位だったのか?(そのあとに首位のときあったらすみません。)

でも首位に立っても後ろの青学黒田選手がそれ以上に速く、抜かれるのも時間の問題。

結局残り1kmを切って首位交代。そのまま青学が往路優勝を果たしました。

おそらく、工藤くんは首位が狙えるのと、後ろに黒田朝日選手がいるということで、前半やや突っ込み気味の力みがあったのかなと思います。対して黒田選手は4区までに作った青学イケイケムードに乗っかって力まず自分の走りに集中しながら走れたのではないでしょうか。

往路優勝しなきゃいけないという気持ちと、かたや少しづつ順位を上げて最悪往路優勝しなくても復路でなんとかなるというそれぞれの気持ちが、片方は力みにもう一方はリラックスした良い走りを作り出し、差が生まれてしまったのかなと思います。

ここまでくれば復路は青学独壇場

復路に入って6区から青学は首位ブーストもかかり、みんないつも通りの良い走りをしていきます。

6区で少しコケると勝負はまだわからないのですが、そんなことはなくルーキーの石川選手が区間3位と後続を寄せ付けず、なんなら上位チームを引き離しました。

こうなってしまうと、あとは駒澤のなぜか主力選手復路に温存していることと、9区、10区にエースと準エース?を配置している中央ぐらいが逆転の望みでした。

ですが、結局駒澤は伊藤選手意外は本来往路に置きたかったけど、ケガやらなんやらのアクシデントで復路に置かざるを得ないということで、戦略的に復路に配置したわけではないことが判明。

中央も、8区終了時点で約3分差と9区の吉居選手で約2分あるいは1分差まで行けば、10区で逆転可能というところでしたが、こちらもやっぱりケガ等のアクシデントで9区の吉居選手は最初から力んでいて、終始きつそうな表情でした。

結果的に復路は危なげなく青学がそのまま首位を突っ走り3連覇となる優勝を果たしました。

勝手に評論

1位青山学院

16位と出遅れたけど、往路終わってみればやっぱり首位。黒田朝日が居るからこその余裕が2区以降に焦ることなく着実に順位を上げ、絶好の位置で黒田朝日劇場を開始させた。復路も6区から10区まで区間3位以内でまとめていて、復路に関しては文句のつけようのない走りで圧巻の往路、復路、総合の全てで大会新の3連覇。来年は黒田朝日が抜けるけど多分折田くんが次のエースになって穴を埋めるでしょう(たぶん)上りの選手がいるかどうかで4連覇するかどうか

2位國學院大學

1区1位スタートと絶好のスタートダッシュをかましたけど、2区で少しブレーキ。(それでも67分台)4区でワンちゃん乱入で見た目以上にタイムロスがあったのが残念。さらに5区でコース間違えるという寺田くん以来のミスをして、この3点が無ければ優勝あったんじゃ...いや無いか。復路は6区山下りでやや不発。やっぱり1区と6区それぞれのスタートというのは超重要。結局7区以降は区間4位以内と良かったけどそれだと届かない現代駅伝の難しさがでてしまった。平林くんが抜けてもこれだけ強いのはやっぱり強豪校のブランドが出来上がった証拠。

3位順天堂

予選会からのトップ3入り。往路はそれぞれ上手くまとめて、復路も着実に順位を上げて最終10区で3位に。それだけに6区の区間2桁が悔やまれる。これ以上に行くためには、往路をもっと強化しないといけないので全体的な走力、エースの存在が必要。超高校級と言われた吉岡くんも来年はもう4年生。そろそろ超エース級と呼ばれる走りに期待

4位早稲田

正直、今回はワンチャン往路優勝あとは野となれ山となれと思ってたが、その通り往路優勝の夢を見させてくれた。復路も安定の区間2桁の区間が多かったけどそれでも粘って総合4位。山口くんが抜けるのは痛いけど、山の名探偵の工藤くんがいる間に総合優勝したいところ。現1年生が2年生になって2~3人、新入生BIG3の内1~2人箱根で走れるようになったらいよいよ総合優勝も現実的に。でも順天堂もほぼ4年生いないんだよね。

5位中央大学

往路に吉居くんの名前がなく大丈夫か?と思ってたら往路で3位。この時点で復路はまず早稲田は抜けるだろうと思ってたけど、結局、吉居くんと吉中くんは往路で "使わなかった" のではなく "使えなかった"のが非常に残念。結構4年生が強い学年だったから来年はどうかと思ったけど、3年生も今回結構走っているのでまだ安心。1年生0人というのは、再来年あたり心配だけど。

6位駒澤大学

全日本で優勝して、一気に箱根優勝も現実味を帯びてきたけど、中央と同様山川くんと佐藤くんを往路で "使えなかった" のが残念。1月2日,3日に万全の状態で迎える難しさを露呈してしまった。とくに10区の佐藤くんは、膝にテーピングを巻いての出場。区間新は意地だったと思うけどその無茶は今後に響かないか心配。これが箱根と世界の両方を目指す上で難しいところ。佐藤くんも超高校級と言われて、大学2年ぐらいまではよかったけど3年生以降はケガの連続。個人的には世界を本気で目指すなら駅伝に振り回されないチームでやって欲しい。駅伝が走りたければ実業団でも良いけど。駒澤の来年はかなり戦力的にダウン。しばらく地道にチーム作りの時期に入るかも。

あとは、東洋大学が20年ぶりにシードを落したのと、逆に久しぶりに日本大学がシード校に復帰。戦国駅伝らしい血の入れ替えの激しい結果になりました。

少しでもブレーキした選手がいれば一気にシード圏外に弾き出され、優勝するにはエースの爆発に加え他の選手も区間3位以内というまさに失敗できない駅伝となっています。

それでも青学の1区の出遅れから見事修正して首位に立つのは、原監督の采配とピーキングのうまさがさらに際立ちました。

見る側としては、区間新連発は楽しいのでエンタメ目線としては、今後もこんな感じで箱根駅伝を盛り上げてほしいです。世界を目指すなら別ですが。

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