みなさん、こんにちは!志方です。
メタスピードスカイ+を以前にレビューをしましたが、その時はなるべくメリットを強調して書くようにしました。
メリットだけを聞いても、実際履いてみて思ったより良くなかったということや、デメリットに感じてしまった時に話と違うじゃないかという風になりかねません。
特にasicsから商品提供や案件をもらっている身ではないので、なるべく良いところも悪いところも忖度なく書いて、それを加味した上で当記事を読んでくださる方にシューズを選んでいってほしいなと思います。
マラソン・ランニングのオンラインコーチングもやっています。(https://runfarmer-shikata.com/?page_id=17)コチラからお気軽にお問合せください。まであとTwitter,Instagramもやっています。
メタスピードスカイ+ デメリット1 : 反発が強すぎる
メタスピードスカイ+は、これまで登場していた無印のメタスピードスカイをより超えた反発をウリに登場したシューズでした。
いろいろなメタスピードスカイ+のレビュー動画をYoutubeで観ましたが、案件であるがゆえにハッキリとこのシューズではマラソンのレースでは足が持ちませんという方はいませんでした。
当然、足がしっかりできているようなエリートランナーや、市民ランナーでも上位レベルで走られるようなランナーであれば、このシューズで42kmを走りきることができますが、たいていのランナーはこのシューズでマラソンを走ると後半失速しやすいです。
僕自身も、このシューズで富士山マラソン2022、東京マラソン2023を走りましたが、両方とも後半失速しています。単に42km走れる体ができていなかったのが大きな原因であると考えますが、もしかしたらこのシューズの反発が強すぎて後半まで持たなかったという見方もできます。
いずれにせよ、このシューズでマラソンを走るのには、相当な鍛錬が必要だということです。
デメリット2 : 足の裏が焼けるように熱くなる
今回はこの部分を声を大にして言いたくて記事にしたぐらい、メタスピードスカイ+最大のデメリットだと思っています。
Twitterで他の誰かもこのようなことを言っていて、その方は足の裏が燃えるように熱くなるとおっしゃってました。
僕もそれに近い感覚を味わったうちの1人で、富士山マラソン2022では燃えるまではいかなかったけど、足の裏が摩擦によるものなのかものすごく皮膚が疲れる感じがしました(表現としてあってるか微妙)。体全体の疲労感が足の裏から最初に来る感じです。
東京マラソン2023では、完全に足の裏が熱くなっていて、水膨れや皮が破れまくっていました。
太ももやふくらはぎが疲れるなんてよくあることだけど、この足の裏が疲れる、燃える感覚になるなんてロードのレースで感じることはありませんでした。
中学生とか、高校生とかだと共感してもらえるかもしれませんが、暑い時期にトラックレースでスパイクを履いた時に足の裏が猛烈に熱くなるあの感覚と同じです。
これは、摩擦によるものなのかなんなのかわからないですが、この問題がある限りマラソンでの使用は控えようかなと考えています。
メリット1 : アッパーは最高
扱き下ろす中でも、メリットを伝えておこうと思います。
一番はアッパー部分で、足にまとまりつくようなフィット感というのは、無印スカイにはないメリットです。
これに関してはおそらく唯一無二のアッパーだと思うので、他のメーカーとの差別化する意味でも、このアッパーは最高だと思っています。
このアッパーがあるため、無印スカイに変えたくないというぐらいです。
メリット2 : シューレースがほどけにくい
アッパーに引き続き、シューレースもスカイ+、エッジ+は良くて、軽量化というのと、細かな凹凸によってほどけにくい構造になっています。
昔のasicsのシューズではあまりシューレースがほどけることがなかったのですが、最近のシューズでは、コストカットのためか素材感が若干悪く、シューレースがほどけていることがよくありました。
このシューレースでシューズを履き続けたいと思わせるぐらい、良いシューレースなんですが、ただただスカイ+からシューレースを抜き取って他のシューズに付ければいいやんってなりました。
メリット3 : 反発が強いからハーフまでのレースで最高の能力を発揮する
デメリット1でも書いた反発ですが、裏を返せば反発によってスピードが必要な5km~ハーフマラソンまでのレースでは、その威力をいかんなく発揮します。
最近はハーフのレースとかは走ってないので、ハーフだったらどこまで使いこなせるのかというのはわからないですが、フルマラソンでもハーフぐらいまでなら難なく走れるので
単純にハーフまでだったら、足が持たなくて失速ということもないかなと思います。
そして反発は強いので、3分1桁のペースでも楽に走れるんじゃないかなと想像しています。
Youtubeでのレビューなんかでも、ハーフマラソンまでならおススメと言っている人が多かったので、大多数の人にとってハーフまでならスカイ+が最高のシューズになるんじゃないかなと思います。
2023年はメタスピードエッジ+にする
あれだけ、スカイ+を推しておきながら、さらに転がされる感が嫌と言っておきながら、今年のレーシングシューズはエッジ+にしようかなと考えています。
無印スカイにしない理由としては、やっぱりアッパーの部分でスカイ+、エッジ+には敵わないからです。
あとは市民ランナーのみなさんこぞって、スカイ派よりエッジ派の方ばかりなので、一度自分も体感しておく必要があるからと思ったからです。食わず嫌いはいかん。
すべてが完璧なシューズというのはなく、人によってもどのシューズが良いのかというは違ってきます。
メリット、デメリットを考慮した上で、シューズを選んでいってほしいなと思います。
また今後も、シューズを購入する度にレビューをしていこうと思うので、ぜひ参考にしてください。