コーチング ランニング

他人と自分は違う

こんにちは!志方です。

このブログでいきなりの人生論のようなタイトルになります。

僕が現役時代を振り返って反省する事柄の一つに ”他人と自分は違う” と言われてみると、ごく当たり前のことなのですが、意外とこう思って行動できてなかったりしていたので、それを今日は書いていきたいと思います。

なぜそう思えなかったのか

two cars in front of shutter doors

他人と自分は違うというのは聞くと当然のことですよね。

人それぞれ、顔も違えば性格も、今までの歩んできた人生も違いますし、身長、骨格等々....

そんな当たり前のことですが、競技をやっているとどうしても他人と比べがちになります。

その時の状態は人によって様々なのに、その時の勝った負けたで一喜一憂したりして自分で自分を振り回していました。

その先の自分の目標する地点やゴール地点に到達した際に、相手と比べて自分はどうだったかを振り返るのはいいですが、その前の段階、陸上競技でいうと練習や記録会では負けていても、タイムも目標に届かなかったとしても良いわけです。

負けたのはもしかしたら、相手は絶好調で、100%の状態。それに対して自分は普通かそれ以下の40~50%の状態だったのかもしれません。

大事なのはそこで冷静に分析して、そこから自分は何をするべきかを考え行動することです。

さっきの例だと、なぜ40~50%の状態だったのかを分析することです。

単にその先を見据えて、まだ調子を上げていないのか、あるいは練習のやり過ぎで疲れ切っていたのか。

その先の目標とする大会で100%にできるようここで分析する必要があります。決して悲観する必要はありません。

他人をマネることについて

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よく、”強い選手のマネをしなさい”と部活動を経験されている方なら言われたことがあるのではないでしょうか。

これは半分正解で半分間違いだと思っています。

練習に対する取り組み方や、陸上でいうとランニングフォーム等、見習う点は多々あるかと思います。

ただ強い選手もパーフェクトヒューマンではないので、練習の中でもあるいは、私生活でも欠点はあります。

そこまでをマネしてしまうと当然自分が伸びなくなってしまいます。

例を挙げますと、よく長距離選手だと、速い選手なのにフィジカル面が弱かったり、食生活がめちゃくちゃだったり、夜更かししてたりとか、そういう欠点は見受けられます。

ここでいうマネをするときの心境は、あの選手がやっていないからとか、あの選手はこれをしていたとしても走れていると思って、そこまでやらなくていい、或いはやってもいいんだと思って行動してしまいます。

ここで今日の記事のタイトルを思い出すと、

他人と自分は違う

そうなのです。強い選手はそれでも、センスで補っていたり、隠れてトレーニングを積んでいるのかもしれません。食生活に関しても何か考えがあってのことかもしれません。

それを見たまま、自分もマネしてしまうと自分が伸びなくなってしまうので特に注意が必要になります。

ではどこをマネるのか

では強い選手のどこをマネをすればいいのかというと、自分にとってしんどいこと、大変だなと思うことをマネすればいいと思います。

人間はどうしても楽をしたくなるので、強い選手が楽をしている部分を見つけてしまうとその部分だけをマネしてしまいます。

そうではなくて、強い選手が自分から見て、しんどそうな取り組みをしていること(例えば筋力トレーニング等)をマネすると競技力向上しますし、たとえ向上しなかったとしても人間的に成長できるのではないでしょうか。

僕個人的には、他人のマネをしても、その人以上にはなれないので、結局は自分の弱点がなにかを考え、それを補うよう努力することや、他人よりも多く努力をすることをしないと相手には勝てないと思っています。

こうした取り組みが競技力だけじゃなく、人間的にも大きく成長させてくれると思います。

まとめ

僕の意見をまとめると結局は、他人よりも自分をしっかり見つめて、自己分析をして他人と比較したりせずに、自分のやるべきことをコツコツこなしていくことが何より大事かなと思います。

人間の成長スピードなんて、人によって全然違いますので、今たとえ負けていたとしても将来的に勝っていればよい訳です。

強い選手のマネをしても、身体の強さやセンスなど、違いがありすぎるので、同じことをしても故障を招いたり、オーバーワークになったりしますし、同じことをしているとその人よりは強くなれないということを肝に銘じて自分のやるべきことを毎日粛々とこなしていくことが大事ということを伝えて今日は終わりたいと思います。

長かったですが、最後までありがとうございました!!

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