みなさん、こんにちは!志方です。
ドラマのことではなく、最近のマスク問題からこの言葉を思い出しました。この"ファーストペンギン"という言葉は
集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、魚を求めて最初に飛び込む果敢なペンギンのことから転じ、リスクを恐れずチャレンジする人を意味する。米国では敬意を込めてファーストペンギンと呼ぶ
(Wikipediaより)
本来であれば、チャレンジして仕事に取り組む人のことを指すんですが、今日は日本のマスク事情にちなんで書いていこうと思います。
3/13にマスク解禁! でも...。

厚生労働省が3/13から"マスク着用は個人の判断が基本"となります。と全国民に通知しました。これにより、今までは外出時にはマスク着用は原則必要だったので、全国民がマスク着用をしなければいけない状況でした。
それが、コロナの流行も落ち着きをみせてきたので、厚生労働省が満を持してマスク着用をしなくてもよいとしました。ただ、この言い方がなんとも曖昧で、外してもいいけど着用していた方が安心ですよとでも言いたげな表現。
個人の判断だから、着用するのも外すのも個人の自由。ですが、ここ3年ほどマスク着用が当たり前になってしまった人たちが、外すというのは容易ではありません。人間は今のままでも良いという現状維持バイアスというのに陥りやすいので、今外すよりまだ着用して様子を見ようとなるわけです。
その結果、いまだに大半の人がマスクを着用して、外している人が少数派となってしまいました。
マスクを外すタイミングが悪かった

先ほど書いた通り、3/13に外しても良いと厚生労働省が発表したわけですが、時期が非常にわるい!
3月というと花粉のシーズンで、コロナじゃなかった時でもマスクする人が多かったはずです。なんでこのタイミングで厚生労働省が発表したのかはわかりませんが、1月とか2月に発表していれば、もう少し外す人も多かったのかなと思います。
マスクを外すことでファーストペンギンになる

マスク解禁になった日から僕は、マスクを外しました。ですが案の定、ホームセンターに行くとマスクをしている人が大半で、1対99の割合でした。
まさしく、四面楚歌状態で、マスクを外していることが悪いことに思えてきて、危うく着用しそうになりました。
こうしてみると、日本人は集団行動を重んじるという国民性が表れているのかなと思いました。抜け駆けは良くないだとか、みんなが同じで、誰か違うことをしようとするとそれを正すという集団。
義務教育のころから、そういう風に教えてこられた習慣というのは、なかなか変えることが難しいです。
それでも、マスクを外すことによるメリットの方が大きいはずです。だって苦しいもん!(笑)マスク着用で良いことっていえば
- 花粉症対策
- 風邪対策
- 顔の印象が良くなる
ぐらいで、特に風邪(コロナ含む)対策っていっても、今更新しい不織布のマスクを購入する人ってあまりいないと思うので、毎日同じマスクを何回か使いまわして逆に不衛生だと思うんですよね。
それよりも酸素を取り込む方がずっといいはずです。周りに惑わされずに自分から外しにいきましょう。
自分が変わらなければ世の中は変わりません。自分が外すことで他の人がマネをして外す人が増えてくると思います。そういう人が増えてくるとマスクを外すことに抵抗がなくなるハズです!
マスクだけでなく他にもファーストペンギンの精神で

日本人は集団行動にはめっぽう強いですが、自分で何かをはじめるというのは苦手なのかもしれません。義務教育上、そういう風になってしまったのも仕方ないですし、スポーツにおいても、個人種目よりもチームスポーツでチームの為に頑張る姿の方が取り上げられやすいです。
だから、長距離という種目でもマラソンよりも駅伝の方が人気があります。しかしチームスポーツはもちろん素晴らしいことに変わりないのですが、個人で生き抜く力も必要で、ペンギンたちのように自分が率先して先に飛び込む勇気が必要です。
大迫がアメリカに行ったのもそうで、日本人は基本的に実業団で走ることが当たり前とされている中で、自分が最初に飛び込んだことによって、アメリカでトレーニングをするというロールモデルを作りました。そして遠藤くん(実業団だけど)のような選手がアメリカでトレーニングをして結果を残しています。
だから大迫は、ファーストペンギンとしても称えられてますし、本人の活躍にも納得できます。
自分たちも、みんなの中から最初に飛び込む勇気をもってやれば、違う世界が待っているかもしれません。迷ったときは、自分がファーストペンギンになるんだと思うようにしましょう。僕もそうなれるように頑張ります!
それでは!
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