コーチング

名古屋ウィメンズ2022に出場しました

みなさん、こんにちは!志方です。

タイトルにある通り名古屋ウィメンズに出場してきました!嫁さんが!!

今日は結果とその内容について書きたいと思います。少し長くなるかもしれませんが、お付き合いください。

果 : 4時間04分07秒 (ネットタイム)

結果は想像以上でした。エントリーが11月に開始されていたので、その時は完走すれば5時間かサブ5するくらいかなと思っていたぐらいでしたが、1月に入ってからスイッチが入ったのかまじめに走っていました(笑)

あともう少しでサブ4というところまできていたので、走りおわってからはタイムに驚いたもののそれと同時にサブ4をしたかったと悔しさもあった結果となりました。

でも初マラソンでこのタイムはかなりすごいんじゃないでしょうか!

大会前の話

本格的に練習し始めたのは1月に入ってからで、12月まではたまに走る程度でした。

もともとスキーを大学までやっていたので、基礎的な体力はありましたが、走ることに関しては昔から苦手意識があって、走る=ツラいもの という思い込みが強かったです。

だから練習は毎回追い込まないと走ったという気にならなかったみたいで、毎回しんどい思いをして走るのがランニングではなく楽に楽しく走ることがランニングというのを最初は教えました。そうすると、走れる距離が少しづつ増えていき、その次にペースもいつものペースが楽になってきてペースが上がったりしてきて、自分の走力が向上していけてることを実感しているようでした。

長距離走・マラソンのイラスト(女子陸上)

走るときもたまに僕と一緒に走ることがありましたが、走るペースが違っていたので基本的には一人で走っていました。走る距離は10㎞から15㎞ぐらいは普通に走れていて、たまに大会に向けて20㎞を走ったり、30㎞を途中に休憩を入れながら走ったりもしていました。練習は10~15㎞のjogとたまに20㎞,30㎞の距離走をやってたぐらいでスピード練習やペース走等は一度もやりませんでした。

これは昔の知り合いの方でサブ3.5ぐらいまではjogのみで達成したということを聞いたのもあって、サブ3.5まではそんなにスピード練習は要らないという結論に至りました。当然やった方が、短い期間でサブ3.5を達成できるかと思いますが、ケガのリスクや練習が嫌になってしまう可能性があると考えるとそこまではjogだけでいいのかなと思います。そこはいかに早くサブ3.5を達成したいのか、あるいは長期目線でランニングライフを楽しみたいのかという本人の意思を尊重してメニューは組んだ方がいいと思います。

話は少しそれましたが、そんな感じで割とまじめに(笑)走っていたものなので、どんどん走力も向上してどのぐらいのタイムを出すか楽しみになってきていました。

ただ20㎞以上走るときは、毎回膝が痛くなるようで、それについては大会当日までずっと不安がっていました。僕も膝の痛みによる途中棄権を一番心配していました。

それに加えて、エントリーは僕がやったのですが、当初ここまで練習して走力が向上するとは思わなかったので申請タイムを5時間30分でエントリーをしてしまっていました。大会2週間前に大会の案内が届くとスタートグループがKグループ になっていて、後ろから4番目のかなり後ろのグループになっていました。

ネットやYouTubeで過去の大会の記事や動画を見ると、Kグループでスタートすると20㎞ぐらいまでは集団が密集しすぎてキロ7分ペースでしかいけない、追い抜くのに縫うように走らないといけないので序盤で体力が消耗するなど、ネガティブな意見ばかりでした。

せっかくここまで走力が向上していたので、本人もがっくりしていてどうしようかと思いましたが、大会前になんとか気持ちを切り替えてくれて完走すればいいやという気持ちでタイムはまた今度狙うと前向きになってくれていました。

1週間前になり、調整期間に入ったところで嫁さんから足が重い、疲れてる感じがすると言うようになっていました。1週間前までくれば、これまで順調に走っていたのもあり、無理に走らず走る気分になったら走れば良いと伝えました。かなり疲労があったみたいで、名古屋入りが大会2日前の金曜日だったのですが、名古屋に行くまでは走らないと言いました。結局、名古屋入りしても移動や前日のPCR検査、大会受付などで疲れたみたいで1週間走らずに本番を迎えました。

ゴール地点で会場受付場のバンテリンドーム
EXPO

初マラソンスタート

当日は、嫁さんをなるべく不安にさせないよう会場の僕が入れるところまで付き添いました。今までは出場する側だったので、付き添いしてもらう側でしたが、今回はサポートする側だったので慣れないながらも一生懸命にやりました。当然ですが...。

気象条件としてはこの日は22度まで上がり、少し前まで寒かったと思えば、急に気温が上がって余計に暑く感じそうな結構厳しい条件のレースになりそうです。

この場所で嫁さんを見送り、スタート地点に向かうと女子実業団選手たちがアップしていたので、少しみることに。フルマラソン前なのにアップするんか...と思ってみていましたが、アップしているのは日本人選手だけで、ケニア人の選手や他の海外選手は見当たりませんでした。(一般人には見えないところでやっていたのかな...?

5分ほど、そこで見学をして沿道で応援するために先に応援ポイントに。今回は20㎞、25㎞、35㎞、41㎞地点で応援することにしました。(20㎞、25㎞、35㎞地点はかなり近い位置にあったので、応援する側としてはあまり移動しなくていいので、焦ることなく応援できてよかったです。)

20㎞までは団子でくる想定だったので、20㎞地点の近くの喫茶店で待機。スタートしてからはこの 応援navi というアプリのGPS機能を使って追跡しました。応援したい選手が今どこを走っているのかをマップで表してくれて、5㎞ごとの通過タイム、ラップタイムを記録してくれます。

このアプリで見てみると、スタートして団子でくるかと思いきや、意外と早くスタート地点を通過。予定では号砲から20分ぐらいかけてスタート地点を通過するものと思っていましたが、8分ほどで通過しました。5㎞は28分23秒(ネットタイム)で通過。予定より断然早く集団から抜け出して自分のペースで走れてるみたいでした。

10㎞は57分05秒(ここからネットタイムで記載します)で通過。この5㎞のラップタイムも28分42秒と5'44"/kmペースで順調というか僕は前半は抑えていこうと話してたので、オーバーペースなんじゃ...と不安でした。

15㎞は1時間26分07秒、この5㎞のラップタイムは少し落ちて29分02秒とだんだんとペースが落ちているのでこちらとしては、もうキツいのかな?ここから大丈夫かな?とかなり心配になりました。

間もなく、20㎞地点に来るのでここで喫茶店を出て応援ポイントに。どんな表情でくるのかな?キツそうな顔でくるのかなとかなり心配しているとやってきました!

普通に元気でした(笑)こちらの呼びかけに対しても答えてくれてたので、めちゃくちゃ安心しました。ここでヤバかったらどうしようと思いましたが、杞憂に終わったみたいです。

20㎞は1時間54分35秒、5㎞のラップタイムは28分28秒とまたペースを戻しました。これはまだ余裕があるんだというこちらの安心材料になりました。

25㎞地点でもこちらに気づいて、呼びかけにも応じてくれてまだ元気そうでした。25㎞は2時間23分04秒でハーフ通過は2時間00分48秒、5㎞のラップは28分29秒とタイムを落とさずいっています。ハーフが2時間00分台なのでサブ4は厳しいですが、ペースダウンしなければ4時間一桁も行けそうなタイムです。

30㎞地点は場所的に離れていたので、応援に行かず35㎞地点で待機することに。30㎞地点を見ていないのでどんな状態かわからず、ここでいきなり体の変化がないかなと心配でしたが、30㎞通過は2時間51分34秒で、5㎞のラップは28分30秒とここも落とさずいきました。それにしてもペース走してるんかと思うくらいいい感じのラップ(笑)

35㎞地点は名古屋城に別れを告げ、少し下ったところで応援。さすがに足取りは重そうでしたが、こちらにも気づいて応援に応えてくれたので、ここでようやく完走を確信しました。(遅すぎですが...)35㎞通過は3時間20分13秒で、5㎞のラップが28分39秒 とペースダウンしながらもそこまでは落とさずに来ています。ここの5㎞は上りもあったのでこの落ち込みで抑えたのは立派です。

ここからこちらは電車に乗って移動して40㎞地点に行こうとしましたが、間に合いそうになかったので、41㎞地点で最後の応援。ここではさすがに体はキツそうでしたが、顔は笑顔だったので楽しんでフルマラソンを走ってもらえたのだと嬉しくなりました。40㎞の通過は3時間50分24秒、5㎞ラップタイムが30分11秒とここで初めて30分を超えました。あとで聞くと35㎞以降で歩いたみたいです。ですが歩いたわりにはそこまでペースは落ちていないので、あまり歩かなかったんだと思います。

そしてゴール!!無事にティファニーもゲットしてくれました!!

ゴール地点で写真を撮りたかったですが、41㎞地点で応援したので間に合わず...。あとになって聞くと41㎞地点で応援されなかったらまた歩いてたということでしたので、41㎞で応援してよかったんだと思います。

無事にゴールして

当初は、25㎞以降は歩きまくって速くても5時間一桁でゴールするんやろうなと思っていたら、まさかの4時間一桁で完走目標を大きく上回りました。大会当日まで練習や膝痛、スタートグループの設定ミスなどいろいろありましたが、それをはねのけてこのタイムを出したのは立派だと思います。

たらればで、もっと前のグループでスタートしてサブ4のペースメーカーの人に付いていれば...なんて思ったりもしますが、これは次回に取っておこうと思います。

そして、マラソンは今回限りにすると言っていた嫁さんですが、サブ4できなかったのが悔しかったのか、また出ると言ってくれているので、次こそはサブ4できるように僕がサポートして本人も頑張って走って達成してほしいなと思います。

今回は長くなりましたが最後まで読んでくださりありがとうございました。

それでは!!

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