コーチング ランニング

レース前日刺激って必要?

みなさん、こんにちは!ではなくてこんばんは!志方です。

突然ですが、みなさんはマラソン前やその他のレースの前の日の練習って何をされていますか?

前の日まで練習しないよという人や、いつも通りの練習だよという人、様々だと思います。僕が競技をやっていたころは前日刺激ということをしていました。今日はその前日刺激について書いていきたいと思います。

前日刺激とは?

鬼ごっこのイラスト

前日刺激というのはレースの前日に1000mや2000mとかをレースの初めの1㎞を想定してたペースで走ることです。

目的としては、レースと同じペースを走ることで自分の今の状態で、そのペースがどのぐらいのものなのかを確認することができるのと、僕が中学生の頃に言われたのは肺に刺激を入れることで、当日のレースが少し楽に感じれるということでした。

前日刺激をすることでレースに対する準備が完了するというような感じです。

実際に必要なのか?

死んだ目の人のイラスト(男性)

この試合前ルーティンのような前日刺激ですが、果たして本当に必要なのかというのが疑問に思います。

なんかの記事で海外の選手に日本では前日刺激をするようなことを言ったら、「なんで前日にわざわざ疲れるようなことをするの!?」と驚かれたみたいです。

もしかしたら、日本だけがこのような前日刺激を行ってるのかもしれません。

僕も高校3年生の頃は監督も代わり、練習メニューが少しづつ変わる中でたまに前日刺激が前日ではなく、前々日刺激になったりしていました。今思い返すと、前日刺激をやったレースよりも前々日刺激をしたレースの方が結果が良かったような印象があります。

前日刺激だと、1000mや1200mでやることが多かったですが、前々日刺激だと2000mの場合が多かったです。前々日なら多少疲れたとしても翌日も疲労を取る時間があるからとかで。

こう見ると前日じゃなくてもいいんじゃない?と思えますよね。

ここからは僕の持論ですが、実際はやってもやらなくても変わらないと思っています。

その海外の選手が言うように疲れてしまうというのも一理ありますが、その一方で前日刺激をすることによってもレースを走る前に少し安心できるのもあります。1000mという短いものなので多少状態が悪くても走れちゃいます。そうすることで自分の状態が良いんだと良い意味で勘違いさせることができます。

人生のあらゆることで言えますが、意外とこういった思い込みって大事で自分の脳を騙すことによって本当にそうなったりします。そういった意味で前日刺激は大事だったりします。レース前は毎回同じ流れになるので安心できたりしますしね。逆にレース前に前日刺激できなかったらどうしようとならないようには気を付けたいところですが。

結局、極論でやりたかったらやればいいし、疲れると思うのであればやらなくてもいいなと思います。おそらくタイムを狙うような人は4日前にもちょっと長めの距離で刺激のような練習を入れていると思いますので、それで十分だと思います。

僕は高校の駅伝の時は前々日に刺激をしながらも、前日のjogの最後1kmを3分切るぐらいまでバカみたいに上げていましたが、それをすることで自分は調子いいと思い込み、レースに挑んでいました。意外とこうやって思い込ませることって大事なんですね。

自分の信じることをやるのがレース1週間前の練習ではいいと思います。不安を残しながら日々を過ごすのだけはNGです。自分を信じてスタートラインに立ってくださいね!

ぜひ、レース前の練習を組み立てるときの参考にしてください。

それでは!

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