みなさん、こんにちは!志方です。
今年も昨年と同様に東京マラソンに出場します。
昨年はわくわくしながら日を迎えたものの、レース前の若干の懸念点だったはずのCグループスタートということが、想定していたレースをすべてぶち壊し、自己記録ながら自分に失望したレースでした。
だから、またCスタートになるようであれば二度と出場しないと決めていたのですが、準エリート(Aグループ)のエントリー基準の記録を突破していたこともあって、試しにエントリーしてみたところ見事通ったので、晴れてAグループでの大会出場が決まったということで今回出場するに至りました。
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昨年のリベンジ
今回、なぜ昨年と同じ東京マラソンに出場するかというのは先程も書きましたが、それとは別にもし自分が最初から3'20"/kmあたりのペースで進む集団に付いていくことができたら
という世界線が見たくて出場しようと決めました。
3'20"/kmペースでフルマラソンを最後までいくと2時間20分39秒になるみたいなのですが、そのペースで走るような猛者は地方大会では上位数人だけで、しかも勝負がかかっているからペースも乱れがち。
でも、東京マラソンは実業団選手も出ているので、順位ではなくタイムを意識して走ることになります。(たぶん)
なので、いつもよりペースに関しては駆け引きがない分、安定しているのではと踏んでいます。それに女子選手もトップ選手だとこのあたりのペースで走りたいはずなので、自然と記録を出しに行く雰囲気になるはずです。
その中にもまれて、自分がどの程度走れるのかそういったレースを走ってみたいと思ったからです。
湘南国際マラソンでは失速
とはいえ、湘南国際マラソンでも3'20"/km付近で走るレースでしっかりと23kmあたりで付いていけなくなりました。
その世界線の自分というのを見てしまっているのですが、湘南国際マラソンは練習不足と給水方法が特殊ということもあるので、そこを言い訳にして、しっかり練習して普通の給水で、3'20"/kmペースでどこまで走れるのかというのをもう一回見てみたいと思います。
目標は2時間25分切り
湘南国際マラソンでもすでに2時間26分07秒とかで走っているんですけど、僕にとってフルマラソンは一気に何分も更新することはなく、多くて2分程度の更新ばかりなので、今回も欲をかかずに2時間25分切りというところにしておきます。
2時間25分を切ろうとすれば、3'26"/km平均で行かなくてはいけなくて、前半いかに3'20"/kmあたりでいって、後半はいかに失速をしないようにするかシンプルだけどそんな感じです。
結局、後半失速しないかどうか
湘南国際マラソンでも失速がもう少しマシであれば2時間25分は十分に切れていたけど、それは机上の空論。
それこそが、マラソンの難しいところで失速し始めるとどうあがいても自分でレースをコントロールすることは無理です。気持ちからなんとか失速をマシにするぐらいです。
もう失速はじまるとゴールタイムがどうとか全く考えられへんもんねって感じで、湘南国際でも正直2時間30分超えるもんだと走りながら思ってました。
でも結局、ゴールしたら思ったよりもタイムが早いって感じで、ここでスパートして1秒を削りだすなんてことはできませんでした。
だから、失速開始をどれだけ後半にずらすことができるかが課題になります。できれば35km以降だと理想。
3’20"/kmペースと仲良くなる練習
後半失速したのは、後半走り切る脚力とスタミナが無いからではあるんですけど、それと同時に3'20"/kmで足を使ってしまうことかなと感じました。
普段、3'20"/kmペースで走らないから体が慣れておらず、力を使って走らざるを得ないからだと思いました。
だから今は、3'20"/km付近で走る練習を多めに取り入れていて、ペース走、ロングインターバルは3'20"/kmを目安に走ってます。
本当は、それよりも速いペースで練習することができればいいんだけど、まだそのレベルではないので1人ではそのペースで走れないです。
レースペースよりも速いペースで走る練習
当然、レースペースよりも速いペースで走る練習をやって当たり前にできるようになれば、レースペースがすごく楽になって、レースでも楽に走れて後半も失速しないということが普通ではあるんですが
レベルが上がっていくと、レースペースもものすごく速くなって、練習で走るのもかなり難しくなってきます。
走れたとしても、距離を減らさないといけなくて短いペース走(6000mとか8000mとか)になってしまいがちです。
それだと本末転倒な感じで、フルマラソンの為にペースを速くしようとしたがためにかえって脚力などのスタミナの面で不足が出てきてしまうのかなと思います。
結局は、自分が練習でできる範囲のペースでそれなりの距離を走ることが重要で、ペースを追いかけすぎると5000mとか10000mよりのメニューになってしまいます。
ペース走の距離はそのままでペースを上げられるようにする努力が必要で、それは速いペースでのインターバルやペース走よりも長い距離を少し遅めのペースで走るなどをして、徐々に徐々に自分の理想のペースで走ることに近づけることが必要だと思います。
ローマは一日にしてならずという言葉がある通り、コツコツやっていくことが大事で、そのペースで走る練習しなければという焦りから、行程をすっ飛ばすとレースで苦しむことになります。
だから、今の僕ができる範囲の練習をやっていき、レースではアドレナリンなどのプラスαを期待しましょうという神頼みになりますが、それでいくつもりです。
まだ一か月ある、でももう一か月しかない
ここから、劇的に足が速くなって脚力が着くことは早々ありません。
期間が迫ってきているので、残りの練習は10日ほどは鍛錬、それ以降から調整期間に入ります。
いよいよやれることが無くなってきているので、じたばた焦るのではなく、やるべきことをやっていこうと思います。