
みなさん、こんにちは!志方です。
以前に、温泉についての効果について書きましたが、今回はサウナについて書いていきたいと思います。
先日の湘南国際マラソン前は、仕事で体を酷使している中でもスーパー銭湯にあるサウナに入ることで、疲労を取り、なんとか良い状態でレースに挑むことができました。
市民ランナーのコンディショニングに心強い味方になっているサウナですが、今日はサウナについてより詳しく知りたいと思い書きました。

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サウナの効果
基本的なサウナの効果は、サウナ好きの方もたくさんいると思うので、改め言う必要はないかもしれませんが、自分の備忘録として一応書いておきます。
体の血行を良くする

サウナに入ると体を一気に温めてくれるので、血管が広がり、血液の流れが良くなります。
血液の流れが良くなることで、全身に血液が行き届き、細胞にも血液が流れていきます。
血液には、酸素や栄養を運ぶ役目があるので、全身の細胞に新鮮な酸素と栄養が届くようになります。
また血液には、老廃物を流す役目もあるので、これによって疲労回復することができます。
筋肉が凝り固まっていたのも、酸素と栄養が運ばれることで解消されることがあります。
血液がいかに全身に流せるかというのは、日常生活やスポーツをする上でとても重要なので、サウナに入るとき以外でも、血液が上手く全身に流せることを意識するようにしましょう。
呼吸や、適度な運動、体を温かい状態にしておくことは血液を流す上で重要だということですね。
自律神経を整える

体が活動するときは交感神経が優位になって、リラックスしているときは副交感神経が優位になるというのをお聞きしたことがあるかと思いますが、
この交感神経と副交感神経は交互に優位になることで、体のコンディショニングとしては良い状態を保たれます。
しかし、現代社会においてストレスがかかってくると人の体は、本来体をリラックスして副交感神経が優位になるはずでも、交感神経が優位になってしまい戦闘モードのままになってしまいます。
そういった状態が続くと体調を崩してしまうのですが、
サウナに入ることで、自律神経の乱れというのも整えることができます。
サウナは基本的に高温のサウナと水風呂を交互に入ることになると思いますが、サウナに入ることで交感神経が優位になり、水風呂に入ることで副交感神経が優位になります。
それを繰り返すことで、交感神経→副交感神経と繰り返すことができるので、体調が良い状態に保たれるようになります。
睡眠の質も向上するので、それも疲労回復に良い効果をもたらすでしょう。
ランナーにとってのサウナ

市民ランナーは、実業団ランナーと違って治療院に容易に通うことが難しいです。
そういった制限の中で、自分の体の疲労をいかにして取っていくかというのは、コンディショニングの維持やケガの予防に非常に重要になってきます。
そういうこともあって、サウナ好きなランナーも多く、僕もそのうちの1人で月に数回はサウナに入るためにスーパー銭湯に通ったりしています。
疲労回復効果

繰り返しになってしまいますが、サウナに入ることで筋肉疲労と脳疲労を取ることで疲労回復効果があります。
ランナーはランニングで非常に筋肉を酷使しているので、血行を良くすることは非常に重要です。
筋肉に栄養や酸素を行きわたらせつつ、老廃物を排出できます。
激しい練習後や、レース後には特にサウナに入ることで筋肉痛がマシになる気がします。
サウナに入るときの注意点
良い効果の多いサウナですが、入る際は注意点も当然あります。
何も考えずに入ってしまうと命の危険もあるので、注意したいところです。
長時間入りすぎない

効果があるからといって、より効果を高めようとどんどん入る時間を伸ばしたく気持ちはわかりますが、
サウナ内の環境下で長時間いるのは、体に負荷がかかっていることを自覚しましょう。
人間にとって非常に良くない脱水状態に陥るので、脱水にならないように時間は決めて入るようにしましょう。
できるだけ、10分以内にして体を回復させるために入りに来ているのに、逆に疲れるようなことはしない方が吉です。
ランナーの特徴で、我慢するのが強くなる秘訣と思いがちなので、サウナではランナーの特性は持ち込まないようにしましょう。
水風呂はゆっくり入る

ほてった体に水風呂で一気に冷ますのは、気持ちが良いものですが、
血管が広がっている状態で、いきなり収縮させるようなことをしてしまうと、体にかなりの負担がかかってしまいます。
ホースの先をいきなり握るというイメージだとわかりやすいでしょうか。
一気に血液があちこちに巡ることになることは良いのですが、その分体に負担がという話です。
徐々に体を慣らしていってから深くまで入りましょう。
水分補給はしっかりと

サウナでは、大量の汗が出ていきますが、そのまま水分補給もせずにサウナ→水風呂→外気浴を繰り返していると体の中の水分がなくなってしまい、血液がドロドロになってしまいます。
そんな状態を放置してしまうと、脳卒中やどこかの血管が詰まってしまう恐れがあります。
セット間で出した分の水分は補給するようにしましょう。
大抵のスーパー銭湯では、冷水機があるのでそこで水分を取るようにしましょう。
まとめ

温泉に入るよりも、短時間で疲労回復効果の高いサウナですが、できれば習慣化したいものです。
ですが、なかなか時間が無くていけないのが現実ではないでしょうか。
強度の高い練習後や、レース前やレース後だけでも行くことができれば疲労の残り方は全然違うと思います。
僕も、再び走り始めてしょっちゅうサウナに入っていますが、疲労が団違いに取れてきます。
今後もなるべく通って、疲労を残さないようにしていきたいです。
みなさんもぜひ、サウナを活用して楽しいランライフにしましょう。