みなさん、こんにちは!志方です。
新年1発目の記事で今月は15記事書くとか言っておきながら、いまだに2投稿目なのですが、実はアップしようと思っていた記事が思った以上に時間がかかり、
写真も撮りたいということで、天気の良い日で映える写真をと思っているうちに日にちが経ってしまいました。
その記事は後日あげるから良いとして
今日は、いつも当ブログを読んでくださる方にご報告があって今日は書きましたので、最後まで読んでいただければ嬉しいです。
マラソン・ランニングのオンラインコーチングをやっています。(https://runfarmer-shikata.com/?page_id=17)コチラからお気軽にお問合せください。あとTwitter,Instagramもやっています。
農家ランナーを辞めます。
ちょうど1年前にずーっと悩んでいたことなんですが、
このままで良いのかな、ランナーを辞めて農業に専念すべきなのかなと悩んでいてその結果が、昨年の東京マラソンでした。
その後も悩んでいて3月はダラダラと過ごしたんだけど、4月からは野辺山ウルトラマラソンがあるからと気持ちを切り替えて、野辺山ウルトラマラソンの時は、考えないようにしていました。
結局、答えは出ないものなんですけど、それでも自分の中で答えを見つけなければいけなくて、夏ごろにやっと自分の中で見つけた感じがしました。
本当にランナーを辞めるとすれば、野辺山ウルトラマラソンで走るのを辞めるつもりでしたが、現時点でも走っているということはそういうことです
100%辞めるわけではない。
農業を100%完全に辞めるということではなく、手伝える時は手伝うし、人手が足りなければ参戦するつもりです。とうもろこしの販売も引き続きやっていきます。
将来的に、ランニングと農業をうまく掛け合わせることはできないかなとずっと思ってるので、農業を完全に辞めてしまうと農業の方は自分では何もできなくなるので、掛け合わせることができなくなります。
ランニングの方も、ただ自分の今までの経験だけで物事を始めてしまうとそれも中途半端になってしまうので、ランニングの知識も必要と考えていました。
そんなこんなで、少し農業と距離を置く感じになります。
これからはただの市民ランナー
農家という肩書があったから、自分は唯一無二の存在だったのかなと思っていて、なかなかその肩書を外すことに抵抗があったりもしてけど、
よくよく探したら、僕より速い農家ランナーもいて、なんなら桃澤くんも農家ランナーになったので、最速の肩書もなくなりました。
これからは、特別でもなんでもないただの市民ランナーとして走ります。
今後の活動は
今後は、前から興味があったパーソナルトレーナーになりたいと思ってます。
東京方面を見れば、マラソントレーナーの人はゴマンといるけど、それだけの数いれば、今から参戦したって埋もれるだけだし、
マラソンランナーを見るのはオンラインコーチングで見ているし、もっと幅の広い人間になりたいと思って
ダイエットや体づくり、健康づくり、スポーツなどあらゆる分野に精通したパーソナルトレーナーになりたいです。
パーソナルトレーナー自体も、マラソントレーナーよりももっと多い人口なので、当然埋もれてしまいますが、それでもちょっとマラソンに詳しい人としてやっていきたいと思ってます。(矛盾しているけど)
パーソナルトレーナーになるには
パーソナルトレーナーになるには、難しい試験もないし、資格もいりません。
だからなりたいと思ったら、今からでもパーソナルトレーナーを名乗ることはできるし、開業もできます。
だけど、そんな無責任に人の体を見ることなんかできないし、ちゃんとした知識を着けないときちんとしたトレーニングを指導できないと思っているので、資格を取りに行こうと思います。
資格は独学でも取れるんだけど、スクールに通った方がちゃんと知識として定着させやすいし、資格を取る勉強以外に実際にトレーニングを教える立場として何が必要かも学べます。
専門のスクール
パーソナルトレーナーのスクールは調べると意外と多くあって、選ぶのが実は大変だったりします。
スクールでは資格取得の支援は当然で、実際、現場に出てからのパーソナルトレーニングをする際のノウハウなどをどれだけ伝授してくれるか
資格取得以外の座学がどれだけ充実しているか、卒業後の就職支援、独立支援はどれぐらいしてくれるのかはスクールによって変わってきます。
僕の場合は、野辺山周辺でパーソナルジムを開業を目指しているから、独立支援がどれほど充実しているかが選ぶポイントになっています。
それでも、かなりのスクールの数が残ってしまうのですが、一応2つのスクールに絞って、後日無料体験を受けて決めるつもりです。
スクールの場所は大阪、神戸
スクールの欠点としては、地方にスクールがない企業が多く、基本的には東京、名古屋、大阪、福岡の日本屈指の都会にしかありません。
大手のスクールとなると、地方都市にもう少しありますが、野辺山の近くには当然ありません。
オンラインでも受けることができるみたいですが、トレーニングを指導するためのスキルは、画面越しではなく実際に経験してみないとできないと思ってます。
だから、スクールを通う間は大阪あるいは神戸の周辺にしばらく住んで、勉強していきます。
そのあたりは、ランニングの練習会がいっぱいありそうだから、参加したいなと思ってます。ぜひ来てくださいという練習会がありましたら、お声がけいただけると嬉しいです。
農業としての未来
農業は、たしかに人が生きるために必要な食を支える職業だから、必要とされ続ける職業ではありますが
必要とされる農家は一部だけで、その他大勢の農家は廃業しても現時点では、大きな影響はありません。
現に、毎年野菜価格の暴落が起きていて、野菜が安いということは、市場に野菜があふれかえっているということです。
日本の人口がどんどん減っているのに対して、農機具の高性能化や栽培技術の向上、栽培しやすい品種の開発など、どの農家もある程度の品質と量の野菜を栽培できるようになったことで、市場にたくさんの野菜が出回るようになりました。
昨今は、市場価格の下落だけでなく資材の高騰もあり、農業に限った話ではありませんが、経費の膨張も農家を苦しめています。
こうなってくると、農家同士で自滅していくバトルロワイアルになっていき、資本の少ない農家から撤退を余儀なくされます。
幸い、僕のところは撤退とまではいってませんが、村では少しずつ農家の数は減っていっていて、農業として栄えた村でありながらこういった実態です。
農業1本立ちではない生き方
収入の柱は1本だけじゃなく、何本もあった方が良いというのは最近の流行りですが、農業も例に漏れずに1本は危険だなと思います。
だから、僕は農業以外のことをまずはできるようになり、再度農業の技術を習得するかはわかりませんが、
妻と協力して農業だけではない、様々なものを組み合わせた事業をやっていこうと考えてます。
時代に合ったやり方
昔は、一つのことを極めて職人になることが良いとされてきましたが、最近はその考えではなくいろいろなことをやらないと生きていけない時代になりつつあります。
農家も元々は百のことができると言う意味の百姓と呼ばれていたから、いろいろなことができるわけなので僕も農業だけではなく、自分の本来培ってきたものをさらに伸ばせるようにしていきたいです。
人には人の乳酸菌があるように、人には人の生き方があります。千差万別、十人十色、僕にしかできない人生を生きていきたいと思います。