みなさん、こんにちは!志方です。
今回も"勝手にシューズレビュー"をやります。毎回アシックスのシューズになりますが、今回も例に漏れずアシックスのシューズとなります。
今回はハイパースピード3になります。
ハイパースピードも3作目ということで、人気があるシューズというのがわかります。
ぼくは、初代を履いていなくて、前作の2は2足ほど購入して履きました。
初代から2にかけて大幅にシューズの性能が変わり、初代は安価でカーボンシューズはまだ履けないような人向けのレーシングシューズから
2からは、思いっきりトレーニング用に全振りした性能に変わった印象でした。
3になってもそこは変わらず、トレーニングで履くことを目的としたシューズです。
それでは、レビューをしていきたいと思いますのでぜひ参考にしていってほしいと思います。
ハイパースピード3 おすすめポイント
- 1万円を切る低価格のコスパ最強シューズ
- 薄底よりでカーボンも入っていないことから、自分の脚力を鍛える
- 耐久力高め
- 2に比べて気持ち安定感が増した。(気がする)
- 195gと安定の軽さ
- それなりにクッションもある。
ハイパースピード3のスペック
シューズの基本的なスペックは前作の2とほぼ同じで、ミッドソールにFLYTEFOAMを採用していてクッション性は十分にあります。
ただ、履き始めは2に比べてソールが硬めの印象がありました。
マジックスピード2に似たような硬さがあります。
履き続けると慣れるのかあるいは、シューズがなじんでくれるのか少し柔らかくなった気がします。
アウトソールはAHARを使用。見た目はメタスピードスカイやマジックスピード2と同じですね。
このアウトソールはなかなか削れなくて、ミッドソールがへたってきて替え時だなとなったときでも、このソールはほとんど削れてなくて、新しいシューズに換えてしまうのがもったいないぐらいです。
昔のターサージャパンや、ターサーデュアル、ソーティトレーナーとかは、黒いつぶつぶが削れたり、シューズの外側が削れて無くなるみたいなことがありましたが、
このハイパースピード3のソールはどれだけ履いても削れないので、アウトソールでシューズの替え時を判断できないというデメリットを抱えております(笑)
変更点はアッパー
見た感じ硬めの印象がありましたが、実際に履いてみると見た目ほどの硬さは感じず、それなりに足になじんでくれます。
過去に履いたライトレーサーのようなアッパーだと、ただただ硬くて、硬いがゆえにすぐ足の外側が破れるなんてこともありました。
ですが、このハイパースピード3はそんな硬さはなく、アッパーが破れることもありません。
実際に履いてみて
実際に履いてみて、先ほども書いた通り、最初はソールの硬さというのが気になりました。
その一方で若干ですが、前作より接地の際のブレの安定が少し向上していたように思います。(たぶん)
シューズの基本的なスペックは大きく変わっていないので、2のつもりで3を間違って購入しても、違和感を覚えることなく履けてしまうシューズなのかなと思います。
僕は、このシューズを履く目的は、普段のjogで脚力を鍛えることです。
昨今では、機能が充実しすぎてシューズが速く走らせてくれてしまいます。
そのおかげで、パフォーマンスの向上や余計な疲労がないことによるケガの減少に繋がっています。
でも、良い面ばかりではなく、デメリットも存在してしまいます。
シューズに頼りすぎると今度は、自分の脚力が衰えてしまうことになってしまいます。
脚力が衰えるだけならいいのですが、メタスピードスカイやヴェイパーフライなどの厚底カーボンシューズは、強制的に速く走らせてくれるシューズになるので、
脚力が追いついていないと、逆に股関節などのケガに繋がると僕は考えています。
普段のjogに関しては、シューズに頼らずにこういったカーボンが入っていないシューズで、自ら反発を生む感覚を養ったり、
地面からの衝撃を足にダイレクトに与えることで足の筋肉をつけるという意識で高機能のシューズではなく
こういったあえて機能が少ないシューズを履くことが大事だなと思います。
そういう意味で、このハイパースピード3は9,790円(公式HPより)と1万円を切るために、練習用でガシガシ走れるお手頃なシューズとして重宝しています。
トレーニング用のシューズとしては、申し分ない性能と価格なので、初心者以外のどのレベルのランナーでもおススメしたいと思います。