コーチング 過去の振り返り

意識が変わればなんでもできる

みなさん、こんにちは!志方です。

スポーツというのは、極めれば極めるほど、メンタルの部分が重要になってきます。

特にマラソンというのは、かならずと言っていいほど、キツイ場面が出てきます。

そこを乗り越えるには、強靭な肉体と精神力が必要になります。

では、その強靭な肉体と精神力はどこで養うでしょうか。それは、日々の生活や練習からだと僕は思っています。

弱弱な精神の持ち主の私、志方が過去を振り返って思うことを前回の記事に引き続き書いていきたいと思います。

シカタ

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練習に対する意識

選手同士の会話というのは、メニューに対する愚痴というのが出てきがちですが、

内容としては、こんなにやらせすぎやろ...。とか、こんなメニュー意味ないとか、キツすぎるやろ...。みたいなことを話したりしたもんです。

選手とコーチのコミュニケーション不足からこういった不満が出てくるのですが、過去の自分もそうで、今になって思うのは、選手もコーチも悪いということです。

コーチは、選手にメニューの意図などを説明しなさすぎだし、自分は本気で世界を目指そうという意識が低すぎです。

だから、お互いの考えが一致せずに、やらされている感の練習になるし、嫌々やる練習って身にならないですよね。

コーチ側の方は、今日は書かずに選手の意識について着目しようと思います。

世界一になるために世界一の練習をする

この言葉は、宗兄弟が現役時代におっしゃった言葉です。

なんでそんなに練習するんだという質問に対して回答したのが、世界一になるためには世界一の練習をしなければならないんです。

そりゃ、そうですよね。世界10位くらいの練習をしてもし世界一になれたとしたら、それは才能によるもので、再現性はありません。

より確実に世界を取るには、それ相応のことをやらなくてはいけないという覚悟が、当時の宗兄弟や瀬古さんにはあったんだと思います。

それを自分自身で振り返って、そこまで練習をしたかと言われると全然だし、まぁぼくの場合は、いろいろあってできなかったというのはあったんですが、仮に上手く走れていたとしても、そんな意識で練習をすることはなかったと思います。

たまに宗さんのメニューを聞くと1000m15本とかやるの、時間がかかるから16000mのペース走(3'00"/km)にしたとか、止まらずに一回でどこまで走れるのかをやって150km?ぐらいいったとか、常人では思いつかないメニューをやっていたそうです。

旭化成のメニューのベースは、宗兄弟の人体実験の基に作られていて、他の実業団は旭化成のメニューを参考にして作られているというのを聞いたことがあるので、日本のマラソンメニューの始祖ですよね。

そんな宗兄弟のお兄さんの茂さんは、当時世界2位の記録を出しましたし、モスクワオリンピックでもし日本が参加していたら、宗兄弟、瀬古さんの3人の誰かが確実に金を獲っていたと言われるので、その考えは間違ってなかったということですね。

現代はSNSなど簡単に情報を得られてしまう

メニューに対して愚痴が出てしまうのは、今の世の中、ネットで簡単にメニューを拾えてしまうことだと思っています。

あのチームはこんなメニューをしている。海外では、こういったことをしているあるいはしていない等々。

そういう情報が溢れすぎているせいで、自分のやるメニューに疑いを持ち始めます。

自分でメニューを作る場合は、納得をしてやっているから良いけど、コーチから提示されたメニューをやる際に、このメニューの必要性を説かなければ、なんでやるの?と疑問が出てしまいます。

このメニューは意味ないんじゃないかとか、効率が悪いのではないかなど、ネットの情報を得て、選手側が少し賢くなってしまったが故の不信感になります。

ひと昔前の選手が賢くなかったというわけではないですが、自分たちがやっているメニューは、自分たちを強くさせてくれるんだと信じ込んでやる選手が多かったので、質が高すぎるメニューも難なくこなして、さらにマラソンでも結果を残す人が多かったのではないかと思っています。(でも現代はタイムがめちゃくちゃ向上しているけどね。)

だから、ネットが普及した現代は便利になった分、なんでも疑いかかって取り組んでしまうので、そういう副作用みたいなものがあったりしますよね。

高橋尚子さん 「私はあやつり人形」

高橋尚子さんは、実業団に入るまでそこまで成績を残した選手ではありませんでした。

小出監督の指導を受けたくて必死にアピールした結果、当時のリクルートに入り、小出監督の指導を受けることになったのですが、そのときに「私はあやつり人形」と思いこみ、小出監督の言うことは絶対に正しいと信じてすべての練習を受け入れていたそうです。

この記事を見ていた僕は、当時実業団選手時代でしたが、その僕から見ても、高橋尚子さんの練習メニューはとんでもない量と質で、自分はこなせないと思わせる内容でした。

そんなまさに異次元の練習を、そうやって監督に全幅の信頼を寄せてやっていた結果がシドニーオリンピック金メダルだったんだと思います。

正しいメニューというのはない。大事なのは、それが正しいと思えるかどうか。

マラソンでの練習というのは、いろいろあるのだけど、一番大事なのはなんでそのメニューをやるのかどうか理解していることだと思います。

その理解の仕方はそれぞれで良くて、LT値の改善をしたいから、ペース走を行うだとか、最大酸素摂取量を向上させたいからインターバルを行うとか、理論的にやる必要があるかどうかで判断するのも良くて、

それとは別に、ただ単純にこのコーチが言うのだったら間違いないとか、強くなるんだったら、追い込まないといけないっしょ!!とかでも自分にとってそれが正しいと思えば、他の人が間違っているとしていても、正しいのではないかなと思います。

いやいやそんな極端なと思うかと思いますが、実際、僕の高校三年間のメニューは全国インターハイまでは、jog、流し、1000m×4しかやっていません。

秋になると、1000m×4が2000mに2本に変わっただけでしたので、よくこのメニューで全国の強豪と張り合っていたなと今でも不思議に思います。

高校時代は、監督に対する信頼というのはものすごいもので、メニューがどうとかそういう次元の話ではなく、このメニューを余裕を持ってこなせるようになれば強くなれると思ってやっていました。

ある意味、世界が狭い中でやっていたので、それが良かったのかもしれませんね。

今は、インターネットでいろんなメニューを拾えてしまえるので、目新しいメニューとかをやっていてそれをSNSで投稿されている方は多いですが、そのメニューも自分が強くなれると思ってやっていれば、身になっていると思いますし、

もっとシンプルに、jog、流し、1000mのインターバル、12000mペース走、30~40km走をぐるぐる回すだけでも、強くなれると思ってます。

市民ランナーのみなさんは、自分でこれが良いと思ってメニューを組んでいるから、改めて言う必要はありませんが、もし多少の疑いを持ってメニューをやっている人がいましたら、直ちにメニューを変えるか意識を替えたほうがいいです。

信頼できる師に巡り合えるかどうか

これは、市民ランナーというよりは、競技者よりの話になります。

よく大迫のコメントで "コーチと話し合って決めます"というのを見かけますが、日本の実業団に所属している選手では、見慣れないコメントです。

これが、大迫と日本人の他の選手の大きな違いの一つであると思っていて、海外のコーチというのは、選手と対等な立場で接します。

どういう雇い方をしているかは知りませんが、利害関係が一致しているのもあり、コーチが選手を本気で結果を残させようとしているのがわかります。

これは大迫が海を渡って得た大きなモノだと僕は勝手ながら思っています。

対して日本はどうか。あまり外野の自分が批判するのは良くないけど、選手とコーチの関係は対等ではなく、完全に上下関係がはっきりさせられています。

わかりやすく言うと、会社での上司部下の関係です。

実業団は、企業が持っている部になるから、そういう組織になるのはしょうがない部分もあるけど、お互いコミュニケーションが取りづらい関係になってしまいますよね。

お互い、サラリーをもらいながらやっているわけなんで、大迫のようにコーチも大迫自身も必死にやっているという感じに日本はなかなかならないんですよね。

だから、お互いの本気度にズレが生じるし、それに対等でもないから、実業団選手で、コーチと相談して決めますなんて言う人いないですよね。

だから、そのコーチから与えられるメニューに対して、選手が信用してやれるかと言われるとそれはどうなのかなと思ってしまいます。

それでも、素晴らしい指導者はたくさんいると思うので、そういう人を見つけて、この人になら自分の競技人生を預けても良いと本気で思える人にコーチをしてもらうことができれば、もっと必死に結果を求めて練習に取り組めるかなと思います。(無理やり感(笑))

まとめ 明日からやるすべてのメニューを信じて走りましょう。

人なのか、メニューなのか何を信じるかはアナタ次第ですが、これだと思うものがあれば、それを愚直に取り組んでいくことが、結果を出す方法だと思います。

科学的に裏付けされたものを信じるのも良し、自分のフィーリングに合うものであっても良し、信頼できる人のものであっても良いと思います。

少しでも疑うようであれば、それは自分の中で間違っていることになります。100%信じれるものを探しましょう。

農作業で、疲れてまとまりのない記事になってしまいましたが、このあたりで終わりたいと思います。

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