
みなさん、こんにちは!志方です。
高校時代は寮生活をしていた僕ですが、毎朝起きると寮の食堂に行って、監督の奥さん(寮母さん)に挨拶をしてからオレンジジュースをいただくというのが日課でした。
当時は、ちゃんと起きているかどうかの確認と寝起きの水分補給という目的しか思っていませんでしたが、それ以外にもランナーにとってオレンジジュースがどれほどの良い効果があるのか気になって調べてみました。
今日は、オレンジジュースの効果を知ったうえでこれからオレンジジュースを飲む習慣を取り入れていってほしいと思います。

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オレンジジュースを飲むメリット

駅伝強豪校は、ジュースを飲むことをよくないとされていますが、それでもオレンジジュースはOKな上に毎朝飲むことを習慣化しているぐらいだからかなりのメリットがあるハズです。
そんなオレンジジュースのメリットは以下になります。
- エネルギー補給
- ビタミンC補給
- クエン酸補給
- カリウム補給
- 貧血予防
一つずつ見ていきましょう。
エネルギー補給
ランニングの後は、糖分を多く消費してしまっています。
糖質が無くなった状態だと
- 運動が継続できなくなる。
- 疲労を感じやすくなる。
などの症状が出てしまいます。
ランナーのみなさんなら経験がある"ハンガーノック"も低血糖からくる状態です。
ハンガーノックおそろしいですよね。でもオレンジジュースを飲めば効率よく糖質を摂取できるので、ハンガーノックを避けることができます。
また運動後に糖質をしっかり補給しておかなければ、脂肪や筋肉を分解してしまうので、ランニング後は速やかにオレンジジュースを飲みましょう。筋肉の分解はこわいですよね。
ビタミンCの補給
激しいランニングを行うことで、体内には活性酸素が発生します。
この活性酸素は殺菌効果があるので適量であれば良いのですが、おそらく市民ランナークラスになると活性酸素出しまくりだと思います。
こうなると体の酸化が進みます。おそろしい...。
この活性酸素を抑えられる抗酸化作用があるのがビタミンCになります。
活性酸素には、免疫力の低下などにも影響しているので、オレンジジュースを飲むことで免疫力向上にも一役買います。
また、ランニングでは紫外線を多く浴びてしまい、シミの原因のメラニンが生成されてしまいますが、
ビタミンCはそれらを防止する役目もあるので、オレンジジュースを飲むことで美肌効果もあります。
クエン酸の補給
クエン酸は独自のクエン酸回路があり、それを利用して体を動かすためのエネルギーを作り出しています。
疲労回復はもちろんのこと、乳酸をエネルギーに換えてくれたりなど、とにかく疲労回復にはクエンさん(酸)と呼びたくなる成分です。
より酸っぱく感じていると、体が疲れている証拠みたいです。
カリウム補給
マラソンランナーの悩みベスト10に入ってくる足攣り・ケイレンもカリウム不足からくると言われています。
ランニング後は大量に発汗してしまっているので、カリウムが不足してより足が攣りやすくなっています。
早朝にオレンジジュースを飲んでいたのも、就寝時の発汗によるカリウム不足を補うためだったかもしれませんね。
貧血予防
ランナーにとって最も恐れるべきものは、貧血と言っても過言ではありません。
貧血に陥ると、ただ走るだけでキツさを感じてしまいツライ思いをしなければいけませんが、オレンジジュースを毎日飲めば防ぐことができるかもしれません。
オレンジジュースには葉酸が含まれていて、葉酸は赤血球の生産を助けるはたらきがあって、さらには先ほど書いたビタミンCには、鉄の吸収を上げる役割もあります。
貧血に悩んでいる人は、オレンジジュースを習慣的に飲めば解消されるかもしれません。
オレンジジュースの飲み方

オレンジジュースの摂取としては、ランニングの前後の両方で飲んでOKです。
どちらも、エネルギー補給という点で必要ですし、クエン酸を取ることで疲れにくくなった上に、ランニング後の疲れをいち早く取ってくれます。
飲む量としては、1日500mlあたりが目安かなと思います。
糖質が多い分、それ以上飲んでしまうと太ってしまう原因になってしまうので、飲み過ぎには注意しましょう。
あと、オレンジジュースにも種類があって
- 果汁100%ストレート
- 濃縮還元 100%
- 果汁○%
一番おススメはもちろん、果汁100%ストレートです。
果汁のみで余計な糖類は入っていません。
ただ探しても意外と少ないので、なかなか手に入れるのが難しいようです。
濃縮還元はダメなの?と思いますが、濃縮還元は果汁100%のストレートを加熱して、エキスを取り出してその後水分を足して元の状態に戻しています。
輸送コストの観点から、濃縮還元の方が値段が安いですが、ストレートに比べると加熱している分、栄養素は一部壊れてしまうので、栄養価は減ってしまってます。
とは言っても、飲まないよりは濃縮還元でも効果はあるので、ストレートが手に入らなければ濃縮還元でもありです。
果汁○%は100%以下であれば、それはもうただのジュースなんでオレンジジュースと思って取る必要はありません。
コーラなどと同じジュースとして飲むようにしましょう。
まとめ オレンジジュースには無数の効果があった

高校時代、早朝に何気なく飲むことを習慣化していたオレンジジュースですが、こんなにたくさんのメリットを見込んで摂取していたんですね。
飲みすぎはよくないですが、みなさんも早朝ランの前や、普通の時間帯のランニングの前後にオレンジジュースを飲んでみてはいかがでしょうか。
毎日のランニングが元気に走れるようになるかもしれませんよ。